ホーム > 組織でさがす > 教育委員会 > 文化財保護課 > 郁田流箏曲
関連分野
- くらし
- 文化財保護
更新日付:2023年2月17日 文化財保護課
郁田流箏曲

郁田流箏曲
指定区分 | 記録作成等の措置を講ずべき無形文化財(国選択) 県技芸 |
名称 | いくたりゅうそうきょく 郁田流箏曲 (津軽箏曲郁田流) |
所在地 | 青森市 |
国選択年月日 | 昭和55年4月4日 |
県指定年月日 | 昭和56年9月26日 |
-
箏組歌の16曲を主体として、付け物(褒美の曲)として段物の9曲を伝承する。江戸・上方で行われる曲と同名であっても内容や奏法に違いがあるばかりでなく、津軽にしか伝承されていない楽曲も数曲ある。箏曲の歴史を解明する上でも貴重な流派である。
明和か天明のころ(1764~1788)、生田検校の弟子であったという曽呂都が弘前に来て伝えた流派である。初代よりの系譜も明らかであり、譜本、その他の史料も豊富に残されている。
現在、県技芸の保持者は、櫛引禮子、葛西洋子、葛西淑子(平成18年追加認定)の3名である。