ホーム > 組織でさがす > 教育委員会 > 文化財保護課 > 青森県津軽地方の虫送り
関連分野
- くらし
- 文化財保護
更新日付:2010年7月15日 文化財保護課
青森県津軽地方の虫送り

青森県津軽地方の虫送り
指定区分 | 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財(国選択) |
名称 | あおもりけんつがるちほうのむしおくり 青森県津軽地方の虫送り |
所在地 | 青森県 |
選択年月日 | 平成22年3月11日 |
公開状況 | 6月上旬 |
-
青森県西部の津軽地方において、田植え後の農休みに合わせて、害虫駆除・予防と豊作を祈願して行われる虫送りの行事である。男女一対の藁人形を村境まで送る南部地方の虫送りに対し、ムシと呼ぶ巨大な蛇形を村境まで送る内容に特色がある。
五所川原市相内では、6月第二土曜日に虫送りを行う。相内青年団が早朝よりムシを製作し、村境5箇所にムシフダと呼ぶ札を立てる。その後ムシを台車に乗せて集落を練り歩く。行列には、太刀振りや荒馬などの芸能もつき、太鼓、笛、鉦などで賑やかに囃し立てる。最後に村境の神社境内の木にムシをかける。