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更新日付:2021年3月10日 文化財保護課
泉山の登拝習俗
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泉山の登拝習俗
指定区分 | ・記録作成等の措置を講ずべき無形の 民俗文化財(国選択) ・重要無形民俗文化財 |
名称 | いずみやまのとはいしゅうぞく 泉山の登拝習俗 |
所在地 | 三戸郡三戸町泉山 |
保護団体 | 泉山七歳児初参り保存会 |
選択年月日 | 昭和54年12月7日 |
指定年月日 | 平成9年12月15日 |
公開状況 | 7月25日 |
問合せ先 | 三戸町教育委員会 事務局 TEL0179-20-1157 |
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泉山では毎年旧暦6月12日の朝、数え年7歳になる男児が身を清め、父兄に伴われて 村の月山神社にお参りしたあと、神社の奥の殿のある月山(名久井岳の第2峰)まで登山し、参拝する習俗である。
この日早朝に水を浴びて身を清めた男児は、白装束に白鉢巻、白たびにわらじをはき、村の月山神社で神官のお祓いを受け、父兄に付き添われて出発。山頂まで2.5kmの山道を1時間半ほどで山頂に着き、奥の殿で神官のお祓いの後、神前にこれまでの無事成長を感謝し、今後の加護を祈る。一同会食して、帰りは別のコースで南部町の長谷恵光院に詣で、村の月山神社に帰る。家では赤飯をたき、餅をついて祝う。
人の一生の節目に行う通 過儀礼の一つで、7歳を大事な節目として全国で七つ子参りを社寺で行う習わしがある。本県では泉山だけに残っている。
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電話:017-734-9919
FAX:017-734-8280
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