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更新日付:2023年3月16日 文化財保護課
土偶(青森県八戸市風張1遺跡出土)
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土偶(青森県八戸市風張1遺跡出土)
- 写真提供 八戸市
指定区分 | 国宝 |
名称及び員数 | どぐう(あおもりけんはちのへしかざはり1いせきしゅつど) 土偶(青森県八戸市風張1遺跡出土) 1箇 |
所在地 | 八戸市大字是川字横山1番地 |
所有者 | 八戸市 |
指定年月日 | 平成21年7月10日 |
公開状況 | 公開(有料) |
問合せ先 | 是川縄文館 TEL0178-38-9511 |
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時期<縄文時代後期後半>
八戸市の風張1遺跡から出土した重要文化財「青森県風張1遺跡出土品」のうち国宝となった土偶1箇である。縄文時代後期の竪穴建物跡から発見され、座像形で合掌した形の完存品である。住居を廃絶する以前に本土偶は四つの部位に既に割れていたが、天然のアスファルトにより、割れた部分を接着修復していた。また、当初は全身に赤色塗料が塗布されていた。
発掘調査によって発見されたものであり、出土状態が明らかでその学術的価値は極めて高い。縄文時代のアスファルト修復・全身の赤色塗料・合掌形・完存品など本土偶の特徴は縄文時代の風俗を考える上で極めて高い価値を有する。発見当初から「合掌土偶」という名称を与えられ、座像形の土偶として、本土偶に匹敵する同型の土偶は見つかっていない。
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