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更新日付:2023年3月16日 文化財保護課
八戸三社大祭の山車行事
八戸三社大祭の山車行事
- 写真提供 八戸市教育委員会
指定区分 | 重要無形民俗文化財 |
名称及び員数 | はちのへさんしゃたいさいのだしぎょうじ 八戸三社大祭の山車行事 |
所在地 | 八戸市 |
保護団体 | 八戸三社大祭山車祭り行事保存会 |
指定年月日 | 平成16年2月6日 |
公開状況 | 8月1日~8月3日 |
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八戸三社大祭は、八戸市内に所在するおがみ神社、長者山新羅神社、神明宮の三社の合同祭礼で、三社の神輿行列とともに、町内などが毎年作り替えて奉納する大型で豪華な山車が行列を組んで市内を巡行する。
現在では近代的な展開を見せているが、藩の庇護下に裕福な町人を中心とする城下町祭礼が、一般町人の祭りへと変化する、地方都市祭礼の展開過程が示されるとともに、山車の所有形態が分限者中心から町内主体へと代わるのに伴って、意匠が固定した人形山車から趣向を凝らして作り替える風流系の山車に代わっていく、変遷過程の典型を示す。
また、この行事は、青森県南東部から岩手県北部太平洋岸一帯にかけて広く分布する山車行事の中心であり、この地方を代表する祭礼行事である。