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更新日付:2023年2月27日 文化財保護課
ヤマニ仙遊館土蔵
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ヤマニ仙遊館土蔵
- 写真提供 大鰐町教育委員会
指定区分 | 登録有形文化財 |
名称 | やまにせんゆうかんどぞう ヤマニ仙遊館土蔵 |
所在地 | 南津軽郡大鰐町大字蔵館字村岡47-1 |
所有者 | 個人 |
登録年月日 | 平成29年10月27日 |
公開状況 | 外観のみ公開 |
問合せ先 | 大鰐町教育委員会学務生涯学習課 TEL 0172-48-3201 |
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時期<明治30年頃>
ヤマニ仙遊館は明治5年(1872)創業の大鰐町内に現存する最古の温泉旅館であり、本館・土蔵とも明治30年頃の建築である。漢文学者の依田学海、南満州鉄道初代総裁の後藤新平、詩人大町桂月が宿泊したとされ、現存する宿帳には、小説家葛西善蔵の名が残されているなど、多くの文人に親しまれてきた。
本館の北西部に建つ土蔵は、外壁は1階を石張風に、2階を漆喰壁としており、本館と共に当地で最も古い旅館建築として温泉街のかつての景観を今に伝える。