令和6年7月16日　2024日本ストックホルム青少年水大賞グランプリを受賞した県立名久井農業高等学校の生徒が、風張教育長を訪問しました。

　7月16日、2024日本ストックホルム青少年水大賞グランプリを受賞した県立名久井農業高等学校の生徒が、風張教育長を訪問しました。
　2024日本ストックホルム青少年水大賞は、将来を担う青少年に、水質汚濁、水資源の不足、洪水災害等の国際的な水問題を理解してもらうことを目的として開催される大会です。
　今回、同校が水の有効利用と高品質野菜の生産に貢献できるものとして開発した「節水型ミスト栽培システム」が評価され、グランプリを受賞しました。

　生徒たちは、「日本にいると、水不足を感じる機会はほとんどありませんが、研究を通じて、環境問題への理解が深まりました。」、「正確なデータを測定できるか緊張する場面もありましたが、皆で協力してうまく作業を進めることができました。」などとこれまでの研究の感想を話しました。
　また、今後、グランプリ受賞者として国際大会に出場する赤石 紫音（あかいし しおん）さんと白鳥 滉弥（しらとり こうや）さんは、「国際大会では英語のプレゼンもあるため、練習に励んでいます。大会まで準備を進め、頑張ってきます。」と意気込みを語りました。

　風張教育長は、「課題を見つけて研究することは、学びの基本だと思います。皆さんは、それを主体的に実践しており大変素晴らしいと思いました。また、今日のお話の中で、皆さんが楽しみながら研究に取り組んでいる様子が感じられ、とても嬉しいです。これからも楽しむ気持ちを持って研究に取り組んでくれることを期待します。」と激励の言葉を述べました。