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更新日付:2025年1月27日 生涯学習課
文部科学大臣表彰について─優れた「早寝早起き朝ごはん」運動の推進にかかる文部科学大臣表彰
優れた「早寝早起き朝ごはん」運動の推進にかかる文部科学大臣表彰(※隔年実施)
〇趣旨
子供たちの健やかな成長のためには適切な運動、調和のとれた食事、十分な休養・睡眠など基本的な生活習慣が大切であることに鑑み、その定着に向けた取組の一層の推進を図るため、「早寝早起き朝ごはん」運動などの子供の生活習慣づくりに関する活動(以下「『早寝早起き朝ごはん』運動等」という。)のうち、特色ある優れた実践を行い、地域全体への普及効果の高いと認められるものに対し、その功績をたたえ文部科学大臣が表彰を行う。
〇表彰の対象
表彰は、「早寝早起き朝ごはん」運動等の活動のうち、その内容が他の活動と比較して顕著に優れ、地域全体への普及効果の高いと認められるものに対して行うものとする。
〔表彰対象の基準〕
組織、運営及び活動について、概ね以下に掲げる内容の活動であること。
(1) 組織、運営
地域の実情に応じた組織により、効果的かつ持続可能な運営が行われていること。
(2) 活動
ア 学校や保育所(以下「学校等」という。)、保護者、地域住民等の意見や状況等を反映した取組が活発かつ継続的に行われていること。
イ 学校等や地域の子育て関係団体、保護者、企業など、地域全体が参画するための創意工夫がなされ、当該地域の子供の生活習慣の改善に効果をあげていること。
〇令和6年度被表彰活動及び団体
グッドモーニング 朝の60分で元気をつくろう(GM60分チャレンジ)(六戸町立大曲小学校)
食育チャレンジプログラム(青森市立浜田小学校)
【六戸町立大曲小学校】
(概要)
・大曲小学校は、コロナ禍前より視力低下や肥満傾向など児童の健康問題が深刻化していることから、その解決のために基本的な生活習慣の定着を教育課題として捉え、『自分の元気は自分がつくる』を合言葉に、こどもたちが主体的に生活習慣の改善に取り組む態度を養うことをねらいとして取り組んでいる。
・主な活動として、学校に行く60分前に起きるという「GM60分チャレンジ・ウィーク」を実施したり、「元気に過ごすための朝ごはん」をテーマにしたこどもたちによる「健康会議」や教員と六戸町の給食センター栄養士による食育の授業・指導を全学年・学級に行ったりしている。また、望ましい食習慣の形成の一環として、地域人材を活用しての野菜栽培体験「農業ふれあい教室」を行っている。これらの活動を通じて、こどもたち自身による生活習慣の改善や家庭・地域への理解・普及につながっている。
【青森市立浜田小学校】
(概要)
・浜田小学校は、平成30年度に青森市教育委員会の事業である「食育チャレンジプログラム事業」の最初のモデル校となり、以後、継続して「食育」「健康教育」「運動」についての多岐に渡る効果的な取組を行っている。こどもの発達段階に応じて授業における意識化、給食や運動における行動化、学校・家庭での習慣化に取り組み、学童期からの望ましい生活習慣育成、定着をねらいとし、学校と家庭が連携して取り組んでいる。
・主な活動として、浜田小学校健康宣言「わたしたちはバランスよく食べ毎日すすんで運動します」を掲げ、「学校でも家でもバランスよく食べること」「1日60分以上の運動」に挑戦している。また、長期休業中や長期休業明けの生活リズムを整えるため、児童と保護者が話し合って目標を決めて「はまだ元気WEEK・生活カレンダー」に取り組んでいる。また、毎朝8時に実施する「全校朝ストレッチ」、休み時間等に実施している「スポーツレクリエーション活動」等を通した運動の習慣化の取組や、毎月7日を「マナーデー」、毎月9 日を「完食デー」を設定しており、食事のマナーや食べ物を大切にする啓発活動を行っている。家庭と連携して進めることで、こどもたちの健康的な生活習慣づくりにつながっているとともに、保護者や地域住民にも食育に対する考え方や取組について理解が深まってきている。
令和6年度優れた「早寝早起き朝ごはん」運動の推進にかかる文部科学大臣表彰 被表彰活動一覧(文部科学省HPより)[177KB]