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更新日付:2023年12月28日 構造政策課
企業等の農業経営参入を支援します!
企業等による農業経営参入の方法
一般の企業等が農業経営に参入するにはいろいろな方法がありますが、参入方法を検討する場合、農地を利用するかどうかがポイントになります。
農業経営参入パターン[71KB]
農業経営への参入までの流れ
1 事前準備
農業に参入する目的(雇用の確保、会社の機材・技術等の活用等)を整理し、活用できる制度や支援策等の情報収集、作付品目・参入地域等を検討します。
2 就農相談
県では、構造政策課、各地域県民局(農業普及振興室)に相談窓口を設置し、企業等の農業参入に係る相談や指導等を行っています。
相談窓口一覧[30KB]
3 営農計画の作成
どんな作物を作るのか、どこで農業を始めるのか、いつどこで農業技術を習得するのか、資金はどうするのかなど営農開始に向けて具体的な計画を作成する必要があります。
4 農地の確保
農地の利用は、一般的な土地取引のルールの他に、農地法などで定める要件を満たす必要があります。
農地を所有するためには「農地所有適格法人」の要件を満たす必要がありますが、一般法人でも一定の条件[73KB]を満たせば農地を借りることができます。
市町村の農業委員会では、農地に関する情報提供や農業参入に必要な申請手続きについて助言や指導をしてくれますので、相談してください。
また、公益社団法人あおもり農業支援センター(TEL:017-773-3131)は、農地の売買や貸借の仲介を行っていますので、これら機関の事業を活用するのも有効な方法です。
農地所有適格法人とは?[63KB]
農地を借りる仕組み[86KB]
公益社団法人あおもり農業支援センター
5 農業技術の習得
各地域県民局(農業普及振興室)では、作物の栽培や経営方法などについての指導や個別の営農相談に応じているほか、青森県営農大学校では、一般の方を対象とした短期研修を行っています。
また、参入する地域において、技術を身につけている農業者を雇用することで技術と労働力を確保でき、地域の理解も得られやすくなります。
青森県営農大学校ホームページ
6 機械等の整備
農業参入当初は、中古機械やリースなどで対応することも負担を軽減する一つの方法です。
青森県農業機械協会では、中古農業機械の展示即売を含めて農業機械・資材展示会を開催していますので活用してください。(この展示会の詳細については、青森県農業機械協会(TEL:017-757-8061)までお問合せください。)
また、認定農業者になることでより多くの農業関係事業や農業制度資金の活用が可能になります。(各事業や資金の要件を満たす必要があります。)
認定農業者制度について(農林水産省HPへリンク)
7 農業経営参入
早期の経営安定のため、市町村など関係機関との連携を密にして課題を解決しましょう。
技術支援が必要な場合は、各地域県民局(農業普及振興室)等へ相談してください。
主な支援事業
【資金面】 農業制度資金
国や地方公共団体が農協や日本政策金融公庫等と協力して、政策に合致する経営を行う農業者等に対し、長期・低利な資金を供給し、農業経営の健全な発展を図ることを目的として設けられている制度資金です。
詳細については⇒団体経営改善課ホームページ
企業の農業参入マニュアル
青森県内で農業参入を計画している企業の基礎資料として、参入に係る手続や関連事業等を取りまとめた「企業の農業参入マニュアル」を発行しました(平成30年11月29日)。
企業の農業参入マニュアル[1129KB]
農業参入企業の事例
県内の農業参入している企業の事例を紹介します。
青森県内の企業の農業参入事例集[848KB]