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更新日付:2013年8月29日 構造政策課
持続可能な農山漁村の確立を目指す「地域経営」
1 農山漁村の「地域経営」とは?
本格的な人口減少社会を迎える中で、本県の農林漁業者が農林水産業を「生業(なりわい)」として、安心して地域で暮らしていける仕組みをどのように創り上げ、将来の世代に農地や漁場をはじめとする食料の生産基盤、そしてコミュニティなど集落機能をどのように引き継いでいくかが大きな課題となっています。
本県の農山漁村を持続的に維持・発展させていくためには、本県の「強み」である農林水産業をベースに、関連産業とも連携しながら「あおもり食産業」として発展させることで、地域に付加価値(収益)と雇用(働く場)を生み出し、そこに住む人が安んじて暮らせる農山漁村地域を創造していく必要があります。
県では、集落などの「地域」を一つの会社と見立てて経営していくという「地域経営」の考え方に立ち、地域の農林水産業の中核を担う経営体が、他産業とも連携しながら、農山漁村のもつ地域資源を高度に生かす経営活動を展開することで地域自らが主体的に発展していく内発的発展を促し、地域の経済・社会を支える仕組みづくりを推進しています。
本県の農山漁村を持続的に維持・発展させていくためには、本県の「強み」である農林水産業をベースに、関連産業とも連携しながら「あおもり食産業」として発展させることで、地域に付加価値(収益)と雇用(働く場)を生み出し、そこに住む人が安んじて暮らせる農山漁村地域を創造していく必要があります。
県では、集落などの「地域」を一つの会社と見立てて経営していくという「地域経営」の考え方に立ち、地域の農林水産業の中核を担う経営体が、他産業とも連携しながら、農山漁村のもつ地域資源を高度に生かす経営活動を展開することで地域自らが主体的に発展していく内発的発展を促し、地域の経済・社会を支える仕組みづくりを推進しています。

人口減少社会の到来による経済や社会の縮小が、農山漁村地域や農林水産業に与える影響を、関係者が危機意識を共有し、農山漁村の「地域経営」の確立に向けて、人財の育成・確保を始めとする様々な取組を総合的に展開していくため、平成24年3月に「あおもり農山漁村地域経営推進プログラム」を策定しました。
※青森県では、“人は青森県にとっての「財(たから)」である”という基本的考え方から、「人」「人材」などを「人財」と表しています。
◇第1章 基本的な考え方
~「地域経営」の確立により将来の農山漁村の目指す姿や、青森県基本計画や攻めの農林水産業との位置付けなどについて説明しています~
◇第2章 推進方針
~「地域経営」の取り組みを進めるにあたって基本となる推進方針を説明しています~
1 地域経営を担う人財の確保・育成
2 地域経営体としての経営発展の促進
3 地域資源の有効活用と保全・継承
◇第3章 地域経営の推進体制
~農林漁業者、農業協同組合・漁業協同組合、市町村、県などが連携し、共通の認識のもとに「地域経営」の取り組みを進めるためのそれぞれの役割などを説明しています~
◇第4章 地域経営の発展要素
~地域の中核を担う「地域経営体」の取り組むべき項目を「発展要素」として整理しています~
1 担い手育成
2 生産基盤強化
3 生産力強化
4 販売力強化
5 6次産業化
6 コミュニティ再生
◆参考1 関連事業一覧
◆参考2 地域経営体の事例
◆参考3 本県農林水産業の現状