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更新日付:2024年11月12日 地域企業支援課
【アップサイクル】東京ビッグサイトで開催される展示会「サーキュラーパートナーシップEXPO2024」に青森県ブースを出展します
※アップサイクル:価値を高めたリサイクルのこと。
1.展示会の概要
- 名称:サーキュラーパートナーシップEXPO2024 ※エコプロ2024と同時開催
- 会期:令和6年12月4日(水)~6日(金)
- 会場:東京ビッグサイト 東4ホール(東京都江東区有明3-11-1)
- 主催:日本経済新聞社/カンファレンス共催:経済産業省
- 入場料:無料(事前登録制)
※詳細は、同展示会のホームページ(https://messe.nikkei.co.jp/sb/)をご覧ください。
2.青森県ブース出展事業者(五十音順)
青森エコサイクル産業協同組合
青森県では、ベビーホタテの加工時に、年間4~5万トンの貝殻が発生しており、長年、有効利用できずにいました。
青森エコサイクル産業協同組合は、貝殻の処理に困っていたホタテ加工業者有志によって設立されました。
貝殻の利用価値を高め、これまで様々な模索をしてきましたが、貝殻を加工し、様々な製品の原料としてお使い頂ける形態とする方法に行きつき、自社工場で、様々な貝殻製品を製造しています。
- ホタテ貝殻の粉末加工
- 製品一覧
株式会社KOMORU
株式会社KOMORUは青森県五所川原市に本社を構える、2021年創業のベンチャー企業です。
企画・プロデュース事業と旅館業を展開しています。
開業当初より、地元津軽の風土や素材を全国に伝える活動を展開しており、りんご搾りかすを混合したPVCシート「Adam(アダム)」を開発しました。
- りんご搾りかすを活用した
PVCシート「Adam」 - 「Adam」を使用した
ショルダーポーチ
株式会社フォルテ
株式会社フォルテは青森を拠点とするIT企業です。
地域で発生する未利用資源を効率的に再資源化し、環境負荷を軽減する循環型社会の構築に貢献しています。
現在、食品残渣や段ボールなどをペレット化するシステムの導入に向けた技術開発を進め、廃棄コスト削減と持続可能なリサイクルの促進を目指しています。
- 切断機・粉砕機・ペレット成型機
- 食品残渣等のペレット
株式会社山神
株式会社山神は青森県むつ湾でほたての養殖から加工まで一貫製造している漁師企業です。
当社では年間約1万トンのほたてを加工しております。
そこから排出される貝殻は8千トンにもなり、廃棄量の多さから社会問題にもなっています。
私たちはこの問題を真摯に受け止め、持続可能な社会の為にゴミを軽減し、地球にやさしい環境を整え、さらにワクワクするような価値のあるものを生み出したい!という想いのもとアップサイクルプロジェクトをスタートしました。
- ほたて貝殻粉末を活用した
水性ネイル「CYAN」 - ほたて貝殻粉末を活用した洗剤
「ホタテノセンザイノウリョク」
合同会社美枝紙
合同会社美枝紙は、弘前大学発ベンチャーで2024年3月に起業しました。
青森県の主要な観光資源である「りんご」や「さくら」の未利用資源である剪定枝を活用(アップサイクル)して、新しい価値の創造や地域の魅力を生かした商品開発を行っています。
将来的に各地方の未利用資源を活用したアップサイクル事業を推進していきます。
- りんご剪定枝を活用した
組み立てミニチュアねぷたキット - りんご・さくらの剪定枝を
活用した和紙製品
日本ハルマ株式会社
日本ハルマ株式会社は、特許登録している高圧圧搾と共沸分留の設備と技術で、自然の恵みを受けた地域資源(チシマザサ、りんご)から、良質の天然素材を製造し、化粧品や健康食品の市場に供給しています。
また、エタノール抽出を用いた独自の新技術により、りんご搾汁残渣から得られた機能性成分を化粧品や健康食品の市場に供給することも可能となりました。
- チシマザサ・りんご搾汁残渣の
留出液・濃縮液 - 製品一覧
(栄養補助食品・調味料・化粧水)
3.出展者プレゼンテーションステージ
会場には、各出展者が取組や製品をPRする「出展者プレゼンテーションステージ」が設置されます。
青森県ブース出展事業者は、令和6年12月4日(水)14:30~14:50に登壇予定です。
プレゼン予定企業:株式会社KOMORU、株式会社フォルテ、株式会社山神、合同会社美枝紙
※詳細は、同展示会ホームページ(https://messe.nikkei.co.jp/sb/)をご覧ください。