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更新日付:2022年4月25日
がん診療連携拠点病院等について知りたい
回答
がん診療連携拠点病院等は、どこに住んでいても質の高いがん医療が受けられるよう、厚生労働大臣が指定する地域のがん医療の中核となる病院です。
がん診療連携拠点病院等に指定されるには、専門的な知識と技術を持った医師、薬剤師、看護師、放射線技師、ソーシャルワーカーなどによって、手術、抗がん剤治療、放射線治療を効果的に組み合わせた治療を行う体制が一定の基準を満たしていること、複数の診療科による協力体制が整っていること、治療の初期段階から緩和ケアを提供できることが条件となります。
さらに、セカンドオピニオンが提供できること、地域の病院や診療所との連携体制が整っていること、相談支援センターが設置され、がんに関する相談に応じていること、がんの患者さんに関するデータ管理(院内がん登録)を行っていることなども条件になっています。
青森県では、がん診療連携拠点病院として、青森県立中央病院(青森地域)、弘前大学医学部附属病院(津軽地域)、八戸市立市民病院(八戸地域)が指定されています。なお、青森県立中央病院は、各拠点病院の連携の中心となる都道府県がん診療連携拠点病院です。
また、地域がん診療病院として、十和田市立中央病院(上十三地域)、むつ総合病院(下北地域)が指定されています。