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更新日付:2022年4月1日 広報広聴課
県民だよりあおもり2022年4月号(第192号)テキスト版
表紙
県民だより あおもり2022年4月号(第192号)
令和4年4月1日発行
テーマ
家庭で、地域で考えよう。 今すぐできる身近な防災
表紙の人たち
八戸市消防団のみなさん
目次
1 特集
(1) 無理なく、今すぐ始められる わが家に合った防災を考えよう!
(2) 「選ばれる青森」への挑戦 ~2022年度の施策展開~ コロナを乗り越えた先の未来へ!
2 連載 CAFE AOMORI
八戸市消防団 第9分団2班
西村 優紀(にしむら ゆうき)さん
3 連載 いただきます。あおもりメシ
「豚肉」レシピ
4 連載 『地域県民局』 ZOOM UP!
中南地域特集
5 ミニ特集
・令和4年度一般会計当初予算は7,333億円(対前年度比2.0%増)
・家族みんなで考えよう ~インターネットとの上手な付き合い方~
6 あおもりインフォメーション
県からのお知らせ
7 連載 申吾のほっとコラム
THE AOMORI SHOBODAN
特集(1):無理なく、今すぐ始められる わが家に合った防災を考えよう!
毎年、全国各地で地震や豪雨災害などが起こっています。
いざという時に必要なものや大切なものは家族構成や個々人の状況などによって異なるもの。普段から家族みんなで防災について話す機会をつくり、無理なく、楽しみながら防災に取り組みましょう。
(※特集(1)に掲載している情報は令和4年2月現在のものです。)
特集(1)に関する問い合わせ:防災危機管理課 電話 017-734-9089
大切なのは「いつも」の備え! ~くらしの中の簡単防災7つのポイント~
災害が起こったときに家族みんなが安全に過ごすためには、日頃の備えが必要不可欠です。
まずは日常生活の延長で、無理なく家庭の防災力アップを目指しましょう。
1 普段から部屋を片付けておこう
家の中にムダなものを置かず、部屋を整理しておくと、地震が起きてもものが散乱せずに済み、避難時にも貴重品が見つけやすくなります。
家じゅうを一気に片付けるのが大変なら、まずは普段よくいる部屋から。すっきり片付けて、部屋の防災力を高めましょう。
2 寝ている場所の安全を確かめよう
地震は寝ている間に起こることもあります。
寝室で寝転がってみて、倒れてきそうな家具や避難の妨げになりそうなものがあったら、位置を変えましょう。
3 使い慣れた日用品は多めにストック
使い慣れない防災グッズを新たに買い足さなくても、いつも使っている消耗品や食べ慣れたレトルト食品などを少し多めにストックしておくだけで、いざという時の備えになります。
わざわざ新しいことをするのではなく、まずは日常生活の延長として考えてみましょう。
4 家族に合った防災グッズを用意
一般的な備えのほかに、「うちの家族にはこれが必要」という必需品を準備しておきましょう。
持病やアレルギーの薬、子どものお気に入りのおもちゃなど、家族にとって必要なものは忘れずに備えておきましょう。
5 防災グッズの置き場所を決めよう
防災グッズの保管場所は、いざという時に簡単に取り出せて、なおかつ日常生活の邪魔にならない場所がおすすめです。
普段から家族みんなで置き場所を確認しておきましょう。
6 家族の状況を話し合っておこう
わが家に必要な備えとは何か、災害時に必要なサポートを受けられるかなど、家族を取り巻く状況を踏まえて「もし今、災害が起きたらどうする?」と普段から家族で話し合っておくことが大切です。
7 避難のタイミング・避難先を決めておこう
災害の種類と規模、時間や状況によって避難のタイミングや避難先は異なります。
災害時にはとっさに冷静な判断をすることが難しくなるため、「この災害情報が出たらここに避難する」というルールを、あらかじめ家族間で決めておきましょう。
使い慣れたものがいざという時に役立つ! ~わが家の防災グッズ~
家庭で普段使っている日用品が、そのまま防災グッズになります。
日頃から少し多めにストックし、非常用持ち出し袋に入れておきましょう。感染症対策用品も忘れずに。
防災グッズにもなる日用品
- 乾電池式充電器
- 缶詰
- フリーズドライ食品
- お菓子(チョコレート、キャンディーなど)
- 使い捨てカイロ
- 非常用トイレ
- 生理用ナプキン
- おむつ
- 子どもが普段使っているおもちゃ(本、積み木、ぬいぐるみなど、電気を使わないものを持ちましょう)
感染症対策用品
- ウエットティッシュ
- うがい薬などの口腔ケア用品
- 体温計
- マスク
家族でやってみよう! ~防災クイズ~
「もしも」のときに正しい行動がとれるよう、全問正解を目指して挑戦してみましょう。
クイズ(全5問)
- 第1問 もしもの時の食料、最低何日分必要?
-
(1) 1日分 (2) 3日分 (3) 1週間分
→第1問の答えはこちら - 第2問 大人1人が1日に必要とする水は何リットル?
-
(1) 1リットル (2) 2リットル (3) 3リットル
→第2問の答えはこちら - 第3問 地震が起きたとき、まずとるべき行動は?
-
(1) すぐに建物から逃げる (2) 頭を守る (3)倒れそうな家具を押さえる
→第3問の答えはこちら - 第4問 津波の速さは最大でどれくらいになる?
-
(1) 自動車と同じ (2) 新幹線と同じ (3) 飛行機と同じ
→第4問の答えはこちら - 第5問 災害用伝言ダイヤルの番号は?
-
(1) 119 (2) 110 (3) 171
→第5問の答えはこちら
クイズの答えと解説
- 第1問の答え (2) 3日分
-
最低3日分、できれば1週間分は備蓄しておきましょう。
薬を服用している人は、薬の備蓄も必要です。 - 第2問の答え (3) 3リットル
-
飲料用や食事用に必要となる量が3リットルで、このほか衛生用やトイレ用の生活用水も必要となります。
水は多めに買い置きし、使った分を補充しながら備えましょう。 - 第3問の答え (2) 頭を守る
-
地震の揺れによって倒れたり、落ちてくるものから頭を守りましょう。
クッションやカバン、雑誌など、身近なものでしっかり頭を守ることが大切です。 - 第4問の答え (3) 飛行機と同じ
-
津波は、海の深さが5千メートルのところでは飛行機と同じ速さになります。
また、高さ10メートルの津波は、時速40キロメートルで走る車と同じ速さで迫ります。 - 第5問の答え (3) 171
-
災害時には電話がつながらず、下校中の子どもの安否が分からなくなることもあります。
安否確認の方法を、あらかじめ決めておきましょう。
ブックマークしておこう ~災害時に役立つサイト・情報~
県内の災害・防災情報を発信しているサイトなどをご紹介。家族みんなでチェックを!
災害時に役立つサイト
青森県防災ハンドブック 「あおもりおまもり手帳」
命を守る「おまもり」知識が満載!もしもに備えて読んでおきましょう!
関連ページ:青森県防災ハンドブック「あおもりおまもり手帳」
防災を正しく学び、考える 「あおもりおまもりノート」
県では、防災教育活動支援のため、「あおもりおまもりノート」を作成し、県内の小中高等学校にデータ配布しています。
ご自宅や地域でも、お子さんと一緒に、災害から命を守る方法を考えてみましょう。
関連ページ:「~防災を正しく学び、考える~ あおもりおまもりノート」等の防災教育活動支援ツール
特集(2):「選ばれる青森」への挑戦 ~2022年度の施策展開~ コロナを乗り越えた先の未来へ!
県では「選ばれる青森」の実現を目指し、「人口減少」、「人手不足」、「2025年超高齢化時代」、「平均寿命・健康寿命」といった本県の大きな課題に取り組んできました。その一方で、長期化する新型コロナウイルス感染症の感染拡大が、社会のあらゆるところに影響を与え、これらの課題についても、より複雑化・深刻化しています。
このため、県民の命と暮らしを守るという強い決意のもと、2022年度はウィズコロナ、アフターコロナの環境変化を踏まえながら、特に「ウェルネス」、「デジタル」、「グリーン」の3つの視点に力を入れて施策を展開し、健康と経済の両立に総力を挙げて取り組みます。
特集(2)に関する問い合わせ:企画調整課 電話 017-734-9128
関連ページ:「選ばれる青森」への挑戦推進事業
- 「青森県基本計画『選ばれる青森』への挑戦」とは
-
2019年度から2023年度まで5年間の県の取組方針をまとめたものです。
「選ばれる青森」には、学ぶ場所・働く場所・生きる場所として「選ばれる青森」、食や観光をはじめ本県の価値が国内外から「選ばれる青森」を目指す、という意味を込めています。
ウェルネス・デジタル・グリーン ~3つの視点と主な取り組み~
ウェルネス ~事業者・県民一人ひとりに寄り添ったきめ細かな対応、社会的な 孤独・孤立への対応~
「ウェルネス」の視点を踏まえた主な取り組み
- さまざまな悩みを抱える女性への支援
- 孤独・孤立に悩む女性の課題を解決するため、適切な支援機関・相談窓口につなげるための女性支援総合案内の仕組みづくりに取り組みます。
- 高齢者のフレイル予防の推進
- コロナ禍で進行する高齢者の認知症やフレイルの予防・対策に向けて、老人クラブや「つどいの場」などにおいて、e-sports(イースポーツ)などのICTを活用した取り組みを推進します。
- ヤングケアラー支援体制構築
-
福祉、介護、医療、教育などの関係機関が連携し、ヤングケアラーの実態調査や早期発見、支援体制づくりに取り組みます。
(※ヤングケアラー:本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子ども) - ひとり親家庭のサポート
- ひとり親向けのワンストップ相談体制を充実させるほか、ひとり親家庭を応援する企業表彰制度を創設します。
- コロナ禍で悩みを抱える方への支援
- コロナの影響で悩みを抱えた方に必要な情報を届ける体制づくりを行います。
デジタル ~急速な官民デジタル化への対応~
「デジタル」の視点を踏まえた主な取り組み
- スマート農業・林業の推進
-
本県の農作物に合わせた技術・機械の開発実証を行います。
また、ドローンや森林クラウドなどの導入により、ICTなどの先端技術の活用を推進します。 - デジタル人財の定着・還流・育成
- 大学等へのデジタル人財の派遣や県内IT企業による高等学校への出前授業、県外在住者等を対象とした本県でのテレワーク体験などを実施します。
- 県内中小企業のDX推進
-
中小企業経営者のDXに関する意識啓発や中小企業のDXの実態調査、「DXコーディネーター」の設置に取り組みます。
(※DX:デジタルトランスフォーメーションの略。進化したデジタル技術を浸透させることで人々の生活をよりよいものへと変化させること) - DXによる県産品の販路開拓
- 食品事業者等の販路拡大を支援するため、コロナ禍に対応した販路開拓ツールを活用できる事業者の育成に取り組みます。
- 自治体DX推進に向けた市町村支援
- 住民に身近な行政サービスを担う市町村職員等を対象に、デジタル技術の活用に向けたワークショップやアドバイザーによる支援を行い、市町村行政のデジタル化推進を支援します。
グリーン ~脱炭素社会実現に向けた対応~
「グリーン」の視点を踏まえた主な取り組み
- あおもり脱炭素チャレンジの推進
-
2021年4月に行った「あおもり脱炭素チャレンジ宣言」の取り組みを着実に進めます。
また、「青森県地球温暖化対策推進計画」の改定を行うほか、県民、事業者・団体、市町村等の意識改革と行動変容に向けた気運醸成などに取り組みます。 - グリーン関連産業誘致促進
- 脱炭素関連産業である自動車産業や蓄電池産業、資源循環産業など、市場拡大や新たな設備投資が見込まれ、成長が期待されるグリーン関連産業の誘致に取り組みます。
- アップサイクルビジネスの創出
-
本県由来の未利用資源を活用した新たなビジネスを創出するため、調査やフォーラムを実施するほか、アップサイクル製品の試作品の開発実証に取り組みます。
(※アップサイクル…不要な製品などをよりよい品質や価値のある別の製品に生まれ変わらせること) - エシカル消費の普及啓発
-
エシカル消費を紹介するウェブサイトを構築するほか、小売店などと連携し、エシカル商品コーナーの設置やキャンペーンなどを行います。
(※エシカル消費…人権や社会、地域、環境に配慮した消費行動のこと) - 水素エネルギー利活用普及推進
- 民間事業者等と連携し、水素エネルギーの需要可能性調査や水素エネルギー利活用モデルの検討を進めます。
2022年度 この取り組みにも注目!
2022年度奨学金返還支援制度開始! ~あおもり若者定着奨学金返還支援事業~
若者の県内定着・還流の促進と産業人財の確保を図るため、県と産業界が連携し、大学等を卒業して県内に就職・居住する若者の奨学金返還を支援する「あおもり若者定着奨学金返還支援制度」を創設します。
詳しくは制度開始時(2022年6月頃を予定)に県庁ホームページなどでお知らせします。
連載:CAFE AOMORI(第12回)
県内で活躍している人たちが未来に継ぎたいさまざまな「あおもり愛」を語ります。
今回の「未来に継ぎたい」 ▶ 地域の防災力 を継ぎたい!
八戸市消防団 第9分団2班
西村 優紀(にしむら ゆうき)さん
【プロフィール】
八戸市出身。看護師として働くかたわら、消防団員として活動を始めて9年目。趣味の八戸三社大祭と八戸えんぶりには幼少時代から参加。人と関わるのが好きで、さまざまなコミュニティを築いている。
- 消防団員になったきっかけは?
-
小さい頃から八戸三社大祭の山車組に参加していたんですが、活動場所が消防団の屯所だったり、組の中に団員がいたりと、消防団は身近な存在でした。
ただ、男性が活動しているイメージがあったので、仲間から勧誘された時は「女性でも入れるの?」と驚きました。でも、女性も活躍できると知って興味を持ち、地域の役に立てるならと入団を決めました。 - 消防団員としての活動内容、やりがいは?
-
普段の活動は防災の呼びかけや警戒パトロール、広報など多岐にわたります。火災現場での消火活動がメインだと思われることが多いのですが、実はそれ以外にもいろいろな関わり方ができるのがいいところです。
例えば、私は看護師免許を持っているので、災害や火災の現場に傷病者がいる場合に、救急隊が到着するまでにできることがあると考えています。自分自身の資格や経験を生かせる場だと思いますね。
私はとにかく人と関わることが好きなので、活動を通じて人とのつながりが広がっていくところにも喜びを感じています。 - 今後の目標は?
-
火災等の災害発生時、現場では自分で判断して行動することが求められるので、知識や経験、そして自分にできることを増やし、安心して任せてもらえるようになりたいです。
あとは女性団員を増やして、八戸の消防団をさらに活性化させていきたいですね。
消防団での活動は強要されるものではなく、空いた時間に活動することができるので、仕事や家庭とも無理なく両立できると思います。私もできる限り活動を続けて、地域に貢献できればと考えています。
関連ページ:消防団員募集
連載:いただきます。あおもりメシ(第12回)
青森の家庭料理レシピをご紹介!
今回の食材:豚肉
食材メモ:旬の時期 通年
【レシピ監修】
自宅レストラン「こんみど」 主宰 尾崎 優さん
青森市在住。辻󠄀調理師専門学校(大阪市)を経てフランスへ。一つ星レストランで研修し帰国。2012年、自宅れすとらん「こんみど」を開業。地元青森で食べ続けられてきた昔ながらの素朴な郷土料理と家庭料理を中心に提供。
豚肉のみそ漬け
やわらかジューシー!りんごとにんにくでうま味もたっぷり!
- 基本データ
-
・カロリー:1,646キロカロリー
・塩分:13.5グラム※
・調理時間:1日から2日ほど
※豚肉はみそ床に漬け込んだ後にみそを拭き取ってから焼くので、摂取塩分量は約6グラムとなります!
(摂取塩分量は「調理のためのベーシックデータ第6版(女子栄養大学出版部)」を参考に算出) - 材料(4人分)
-
・豚肉(肩ロース厚切り)…4枚(1枚当たり150グラム)
・みそ床(みそ…大さじ6、りんご…大さじ3(すりおろし)、にんにく…1片(すりおろし)) - 作り方
-
1…みそ、りんご、にんにくを混ぜ合わせて、みそ床を作る。
2…豚肉は筋切りをしてから、両面にみそ床をぬり、チャック付きポリ袋に入れて冷蔵庫の中で1日から2日ほど漬ける。
3…2の豚肉を常温に戻し、表面についたみそを拭き取る。グリルで10分から15分かけて両面を焼き、中までしっかり火が通れば出来上がり。
豚肉とりんごの甘辛煮
ご飯のおかずに新定番!
- 基本データ
-
・カロリー:1,384キロカロリー
・塩分:6グラム
・調理時間:約25分 - 材料(4人分)
-
・豚肉(肩ロースブロック)…400グラム
・りんご…2個
・塩…小さじ2分の1
・こしょう…少々
・小麦粉…大さじ1
・サラダ油…大さじ1
・合わせ調味料(酒…大さじ1、みりん…大さじ1、しょうゆ…大さじ1) - 作り方
-
1…豚肉を食べやすい大きさに切り、塩こしょうする。りんごは皮をむき、8等分のくし型に切る。
2…1の豚肉に小麦粉をまぶし、サラダ油を熱したフライパンであまり動かさずに中火で両面をじっくり焼く。
3…豚肉の両面が焼けたら、りんごを加え、つやが出るまで炒め合わせる。
4…3に合わせ調味料を加えて混ぜ合わせ、ふたをして、時々かき混ぜながら弱火から中火の火加減で10分程度煮る。
5…豚肉とりんごにしっかり火が通ったらふたを取り、煮からめたら出来上がり。
連載:『地域県民局』 ZOOM UP! -中南地域-
地域県民局の取り組みをご紹介! 今回のご自慢地域は「中南地域」!
■地域県民局とは?
地域の特性を生かした魅力と活力ある地域づくりのために県内6地域(東青・中南・三八・西北・上北・下北)に設置された、県の総合的な出先機関。それぞれの地域に密着した地域づくりを進めています。
弘南鉄道沿線の高校生と一緒に、弘南鉄道を盛り上げる!
弘南鉄道は、通勤・通学をはじめ、買い物や通院など地域の暮らしを支える鉄道ですが、近年、利用者が減少し続けています。
そこで、中南地域県民局では、沿線の高校生と一緒に弘南鉄道とその沿線地域を盛り上げよう!ということで、「弘南鉄道文化祭」を、昨年初めて開催!
ダンスやバンドに加え、茶道やヲタ芸など、高校生たちが圧巻のパフォーマンスを披露しました。
今年も「弘南鉄道文化祭」を開催します!皆さん、お楽しみに!
中南エリアといえばこれっ!
古津軽のものがたり
岩木山を中心とした津軽地域には、古くから伝わる祭りや信仰、食文化などがあります。
弘南鉄道石川駅近くの「津軽あかつきの会」では、ばっちゃが昔ながらの調理方法で作る伝承料理を味わえます。
開業100周年まであと6年 ~弘南鉄道~
1927年に開業した弘南鉄道。春には弘南線沿線で田植えに向けて水が張られ、大鰐線沿線ではりんごの花のつぼみがふくらんでいるのが見られます。車窓からの景色をお楽しみください。
関連ホームページ:弘南鉄道文化祭
ミニ特集
1 令和4年度一般会計当初予算は7,333億円 (対前年度比2.0パーセント増)
新型コロナウイルス感染症の拡大防止と地域経済の回復に引き続き総力を挙げるとともに、頻発化・激甚化する自然災害に備えたインフラの機能強化に集中的に取り組みます。
また、青森県基本計画「『選ばれる青森』への挑戦」に基づく各種施策に取り組むにあたり、コロナ禍により顕在化した課題や社会経済環境の変化を踏まえ、県民一人ひとりに寄り添ったきめ細かな対応や社会的な孤立・孤独への対応を重視するとともに、デジタル化・脱炭素社会にも的確に対応し、積極的な展開を図ることとしています。
一般会計の当初予算額は、2.0パーセントの増となり、国の経済対策に呼応しながら一体編成した令和3年度2月補正予算と合わせると7,785億円余となっています。
令和4年度一般会計当初予算
- 歳入:7,333億円
-
【内訳】
・自主財源41.1パーセント(県税19.8パーセント、諸収入10.1パーセント、地方消費税清算金8.4パーセント、その他2.8パーセント)
・依存財源58.9パーセント(地方交付税29.3パーセント、国庫支出金19.4パーセント、県債6.7パーセント、その他3.5パーセント) - 歳出:7,333億円
-
【目的別内訳】
総務3.9パーセント、民生15.1パーセント、環境保健8.2パーセント、労働0.3パーセント、農林水産業6.3パーセント、商工12.3パーセント、土木8.6パーセント、警察4.3パーセント、教育17.7パーセント、災害復旧0.6パーセント、公債費14.0パーセント、諸支出金8.5パーセント、議会0.2パーセント
年度別当初予算額の推移(単位:億円)
H29:6,846 H30:6,630 R元:6,650 R2:6,816 R3:7,186 R4:7,333
財政健全化に向けた取り組み
・直面する課題に最大限の対応を図った上で、これまでの財政健全化努力の継続や各種財源の有効活用により収支均衡を堅持。
・県の借金である県債の残高も着実に縮減し、令和4年度末で9,363億円となる見込み(令和3年度末見込対比489億円の減)
2 家族みんなで考えよう ~インターネットとの上手な付き合い方~
インターネットは子どもたちの日常の一部
インターネットは、今や社会のあらゆる分野に浸透し、私たちの生活に欠かせないものとなっています。
県の調査では、自由に使えるインターネット機器を持っている青少年は全体の約96パーセント。ゲームや動画を楽しんだり、SNSで友達と会話したり、家庭はもちろん、学校でも利用機会が増え、子どもたちの日常にしっかり入り込んでいます。
保護者の適切な管理(ペアレンタルコントロール)で子どもたちに安全な利用環境を
一方で、インターネット利用をきっかけとした犯罪被害やトラブルが増加し、依存や生活リズムの乱れも問題視されています。
子どもたちに安全なインターネット利用環境を提供し、自律して使えるようになるまで、成長に合わせて大人が見守っていきましょう。
子どもたちをネットトラブルから守るために「大人ができること」
- フィルタリング・利用状況の把握
- 携帯電話事業者が提供するフィルタリングサービスやフィルタリングアプリ、端末の設定などで、有害情報や使いすぎを防ぎましょう。学齢に合わせて設定ができます。
- 家庭でのルールづくり
- 使用時間や友達付き合いに関する約束事、発信する際のモラルなどについて、家族で話し合って「わが家のルール」をつくりましょう。成長や環境の変化に合わせて、定期的にルールを見直すのが継続の鍵です。
関連ページ:インターネットでキズつけない!キズつかない! ~青少年のネットセーフティ向上のために~
【終了しました】青森県職員採用試験・警察官採用試験を実施します!
令和4年度青森県職員採用試験と警察官採用試験の第1次試験は、次の日程で実施します。
今回から、大卒程度試験の年齢上限が3歳引き上げられます。
試験概要や職員の仕事内容などを掲載した『令和4年度版青森県職員採用総合案内』と『青森県警察職員総合案内2022』を配布中!青森県庁や青森県警察のホームページ上でご覧いただけるほか、県庁正面受付などでも配布しています。
■第1次試験日程
- 大卒程度、社会人枠:6月19日(日曜日)
- 短大卒程度、高卒程度:9月25日(日曜日)
- 警察官A(大卒):7月10日(日曜日)
- 警察官B(大卒以外):9月25日(日曜日)
問い合わせ:人事委員会事務局 電話 017-734-9829、警察本部警務課 電話 0120-337-314
関連ページ:職員採用案内
犬の狂犬病予防注射の時期です!
狂犬病は、世界で毎年5万人以上が死亡している恐ろしい病気です。狂犬病の国内での流行を防ぐため、日本の飼い犬はみな狂犬病予防注射を受けなければなりません。
犬を飼っている人は、お住まいの市町村で「犬の登録」をし、飼い犬に狂犬病予防注射を毎年接種させ、犬の鑑札と注射済票を首輪などに着けることが法律で義務付けられています。
犬の登録や狂犬病予防注射の日程などについては、お住まいの市町村にお問い合わせください。
問い合わせ:青森県動物愛護センター 電話 017-726-6100
関連ホームページ:青森県動物愛護センター
4月1日からは18歳で成人になります!
民法の改正により、令和4年4月1日からは18歳で成人になります。
成人になるとクレジットカードやローンの契約が自由にできる反面、保護者の同意のない契約の取り消しができる権利(未成年者取消権)が使えなくなります。
悪質業者が新成人をターゲットにすることが心配されます。
おかしいな、困ったなと思ったら気軽に消費生活センターにご相談ください。
関連ホームページ:青森県消費生活センター「成年年齢が18歳に引き下げられるとどうなるの?」
世界文化遺産登録記念シンポジウム動画公開中!
「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録を記念して令和3年11月に開催したシンポジウムの様子をYouTubeで公開中です。ぜひご覧ください。
- シンポジウム「世界遺産登録から未来へ ~これからの三内丸山~」
-
・基調講演「青森県の構成資産とその価値 ~三内丸山遺跡を中心に~」
(岡田 康博(おかだ やすひろ)世界文化遺産登録専門監)
・取組事例の紹介
・パネルディスカッション
主催:青森県、一般財団法人自治総合センター
後援:総務省
(※このシンポジウムは一般財団法人自治総合センターからの助成金で開催しました)
関連ホームページ:特別史跡「三内丸山遺跡」
連載:申吾のほっとコラム
THE AOMORI SHOBODAN
「自分のまちが好きだから、自分にできることをする」―これが、青森県の消防団員共通の思いです。
消防団は、地域に「住む人」「働く人」「学ぶ人」によって構成されています。
団員はそれぞれ自分の仕事を持ちながら、「自分たちのまちは、自分たちで守る」との熱い志のもと、火災や地震・風水害などの災害から私たちの生命や財産を守るため、日夜頑張っています。
例えば、昨年8月の下北地方を中心とした大雨災害では、むつ市や風間浦村などの消防団員の皆さまが、危険地域住民の避難誘導、浸水家屋の復旧、土砂や障害物の除去および支援物資の搬入などに奮闘された姿は、その熱い志の表れとして記憶に新しいところです。
また、消防団は、消防本部や消防署と同じく、法律に基づいて各市町村が設置する消防機関であり、団員の身分は、非常勤・特別職の地方公務員となります。そのため、団員に対しては、市町村によって違いはありますが、年額報酬や、災害時の出動に対する報酬などが支給され、加えて活動時のけがなどに対する公務災害補償や、退職報償金等の制度も設けられています。
令和3年4月1日現在、青森県の消防団員数は、17,591人。人口10万人あたりでは、1,396人と全国上位にありますが、平均年齢は44.9歳。ベテランのさらなる活躍とともに、若きパワーの参加が期待されている状況にあります。
こうした中、大変に心強いのが女性の方々の入団です。これについて本県ではすでに歴史があり、私が旧百石町長だった約30年前にはもう、第10分団として、女性団員の方々が、消火・防災訓練や救命講習会、住民への防火啓発活動など、積極的に活動を展開していました。
現在、県内では、526人の女性消防団員が各地で大活躍されています。その彼女たちからいただいている「生まれ育ったふるさとの大切さを考えるようになりました」「もともとあった地元愛が、さらに強くなった気がします」「私にできることから、地域に貢献していきたいです」「団での経験が子育てにも仕事にも役立っています」といった数々の言葉に感謝の思い、いっぱいです。
さて今回、県民の皆さまに特にお願いしたいことがあります。それは「YouTube」上に公開している「This is 消防団」「おしえて消防団」「We are 女性消防団員!」の3編の動画を、ぜひご覧いただきたいということです。
消防団について、この動画で知っていただき、興味を持っていただき、応援していただきたいのです。
「求む、消防団員」。
もし、この動画をきっかけにご入団いただけましたら、大変ありがたく思います。ご入団によって地域とつながるこの上ない充実感を得ることができ、自分のまちがもっと好きになるはずです。その第一歩を今、踏み出しませんか。
※消防団PR動画はYouTubeで 青森県消防保安課 検索