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更新日付:公開日:2023年7月21日
令和5年度病害虫発生予察情報「注意報」第1号(斑点米カメムシ類)を発表しました
内容
斑点米カメムシ類の発生が多くなっています。
出穂7日前までの草刈りと出穂後の薬剤防除を徹底してください。
水稲の生育も早まっているため、早めに作業を行いましょう。
病害虫名:斑点米カメムシ類(アカヒゲホソミドリカスミカメ、アカスジカスミカメ)
作物名:水稲
1 発生地域 県内全域
2 発生量 多い
3 注意報の発生根拠
(1)県内3か所(青森、木造、八戸)に設置した予察灯では、アカヒゲホソミドリカスミカメの平均誘殺数が7月2半旬に189頭(平年:35頭)と平年を大きく上回った。
アカスジカスミカメについても、6月2半旬以降の誘殺数が平年より多く推移している。
(2)7月11日~14日に実施した畦畔等すくい取り調査での発生地点率は、アカヒゲホソミドリカスミカメが90.0%(平年:57.3%)、アカスジカスミカメが42.5%(平年:18.7%)といずれも平年を大きく上回った。平均捕獲数はアカヒゲホソミドリカスミカメが14.5頭(平年:4.9頭)と平年を大幅に上回り、イネ科雑草が残る畦畔では捕獲数が30頭を超えるところも6地点で確認された。
(3)7月20日発表の「向こう1か月の天候の見通し」では、今後の気温が平年より高い見込みであり、斑点米カメムシ類の発生がさらに増えることが懸念される。
4 防除方法
(1)除草による耕種的防除
ア 畦畔の草刈りは出穂7日前までに終える。なお、本年の水稲の生育は県生育観測ほで4日程度早まっているため、遅れずに作業を終える。
(詳しい出穂期の予測は、青森県農業・就農情報サイト「農なび青森」の水稲生育予測(https://www.nounavi-aomori.jp/farmer/predict)で確認。)
イ やむを得ず出穂後に草刈りを行う場合は、薬剤散布後(残効性が高い薬剤は散布直前から1週間以内、それ以外の薬剤は散布後速やかに)に行う。
ウ ノビエ、ホタルイ及びシズイは斑点米カメムシ類の発生源となるので、水田内の除草を徹底する。
(2)薬剤による防除
ア 薬剤により散布適期、散布回数が異なることに留意し、適期防除に努める。
イ 多発が見込まれる水田では、最終散布の7~10日後に追加防除を行う。
出穂7日前までの草刈りと出穂後の薬剤防除を徹底してください。
水稲の生育も早まっているため、早めに作業を行いましょう。
病害虫名:斑点米カメムシ類(アカヒゲホソミドリカスミカメ、アカスジカスミカメ)
作物名:水稲
1 発生地域 県内全域
2 発生量 多い
3 注意報の発生根拠
(1)県内3か所(青森、木造、八戸)に設置した予察灯では、アカヒゲホソミドリカスミカメの平均誘殺数が7月2半旬に189頭(平年:35頭)と平年を大きく上回った。
アカスジカスミカメについても、6月2半旬以降の誘殺数が平年より多く推移している。
(2)7月11日~14日に実施した畦畔等すくい取り調査での発生地点率は、アカヒゲホソミドリカスミカメが90.0%(平年:57.3%)、アカスジカスミカメが42.5%(平年:18.7%)といずれも平年を大きく上回った。平均捕獲数はアカヒゲホソミドリカスミカメが14.5頭(平年:4.9頭)と平年を大幅に上回り、イネ科雑草が残る畦畔では捕獲数が30頭を超えるところも6地点で確認された。
(3)7月20日発表の「向こう1か月の天候の見通し」では、今後の気温が平年より高い見込みであり、斑点米カメムシ類の発生がさらに増えることが懸念される。
4 防除方法
(1)除草による耕種的防除
ア 畦畔の草刈りは出穂7日前までに終える。なお、本年の水稲の生育は県生育観測ほで4日程度早まっているため、遅れずに作業を終える。
(詳しい出穂期の予測は、青森県農業・就農情報サイト「農なび青森」の水稲生育予測(https://www.nounavi-aomori.jp/farmer/predict)で確認。)
イ やむを得ず出穂後に草刈りを行う場合は、薬剤散布後(残効性が高い薬剤は散布直前から1週間以内、それ以外の薬剤は散布後速やかに)に行う。
ウ ノビエ、ホタルイ及びシズイは斑点米カメムシ類の発生源となるので、水田内の除草を徹底する。
(2)薬剤による防除
ア 薬剤により散布適期、散布回数が異なることに留意し、適期防除に努める。
イ 多発が見込まれる水田では、最終散布の7~10日後に追加防除を行う。
日程
2023年07月21日
関連ホームページ
添付資料
お問い合わせ
青森県病害虫防除所
青森県病害虫防除所
所長 松田 正利
017-729-1717