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更新日付:公開日:2024年3月1日

令和6年畜産生産情報第1号を発行しました

内容

◎家畜伝染病の防疫対策にしっかりと取り組もう。
◎放牧や粗飼料生産の準備にしっかりと取り組もう。

◇ 乳用牛 ~子牛及び育成牛の飼育管理~
子牛は、生後4時間以内に初乳を与え、清潔な環境で飼育する。生後3日程度で順調に哺乳ができるようになったらスターター(人工乳)を与え、ルーメン絨毛の発達を促す。スターターを十分に食べさせるには水分補給が重要であるが、ミルクと水の同時摂取は消化吸収の妨げとなるため、水はミルク給与後30分以上の間隔を空けて給与する。

◇ 肉用牛 ~放牧に向けた飼育管理~
放牧1か月前から、牛を運動場に出して外気や日光に当て、野外環境に馴れさせる。また、放牧環境の餌に適応させるため、放牧2週間前から青刈りの草を徐々に給与するほか、ワクチン接種や削蹄を済ませておく。

◇ 豚 ~衛生管理~
関係者以外の農場への立入りを禁止し、豚舎の出入口で手指、靴等の消毒を徹底する。また、野生動物の侵入防止に努め、その排せつ物が飼料や飲水に混入しないようにする。異常豚を発見した場合は、直ちに家畜保健衛生所に通報する。

◇ 鶏 ~衛生管理~
関係者以外の農場への立入りを禁止し、鶏舎の出入口で手指、靴等の消毒を徹底する。鶏舎への野生動物の侵入防止に努め、敷地内のため池等に野鳥の飛来防止対策を講じるほか、排せつ物が飼料や飲水に混入しないようにする。異常鶏を発見した場合は、直ちに家畜保健衛生所に通報する。

◇ 草地・飼料作物 ~草地・飼料畑の準備~
1 採草地における早春施肥は、目標収量や主体となる草種に応じて調節し、消雪後速やかに実施する。特に、本年は暖冬であり、平年よりも早い消雪が見込まれるため、施肥適期を逃さないように注意する。
2 牧草地におけるムギダニの被害を防ぐため、早期発見と防除に努める。
3 飼料用とうもろこしは、作付体系を考慮して品種を選択し、堆肥や土壌改良資材を適切に利用して土づくりを行う。

日程

2024年03月01日

お問い合わせ

畜産課
経営支援グループ
木村 勉
017-734-9496

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