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更新日付:2022年4月27日 エネルギー開発振興課
ITER計画と並行して取り組まれる 「幅広いアプローチ(Broader Approach:BA)活動」について
「幅広いアプローチ(BA)活動」は、日欧共同プロジェクトとして本県六ヶ所村及び茨城県那珂市で展開されており、六ヶ所村では平成19年6月のBA協定発効以来「国際核融合エネルギー研究センター」の整備が進められています。
平成21年3月には、「管理研究棟」の竣工に伴い業務が開始され、平成22年3月には、「原型炉T&D棟」、「計算機・遠隔実験棟」、「IFMIF/EVEDA開発試験棟」が、平成28年2月には「共同研究棟」が竣工しています。
これらの施設では、実験炉ITERの次の段階である発電実証を行う原型炉の概念設計、原型炉技術の研究開発、原型炉に必要な高強度の新材料の開発を行う国際核融合材料照射施設(IFMIF)の工学設計・工学実証活動(EVEDA)、ITERの遠隔実験などの先進的核融合研究開発が進められており、平成24年6月には核融合炉での燃料生産に必要な材料の製造に世界で初めて成功したほか、平成26年2月には、核融合炉に使用する燃料の原料となるリチウムを、海水から回収する革新的な技術を確立するなど成果が現れてきています。さらに平成30年7月には、新たなスーパーコンピュータ(六ちゃんⅡ)の運用を開始したほか、令和元年7月には、IFMIF原型加速器の高周波四重極線形加速器による世界最高強度での重陽子ビームの加速試験に成功するなど、研究開発が着実に進展しています。
●国際核融合エネルギー研究センターの概要
平成21年3月には、「管理研究棟」の竣工に伴い業務が開始され、平成22年3月には、「原型炉T&D棟」、「計算機・遠隔実験棟」、「IFMIF/EVEDA開発試験棟」が、平成28年2月には「共同研究棟」が竣工しています。
これらの施設では、実験炉ITERの次の段階である発電実証を行う原型炉の概念設計、原型炉技術の研究開発、原型炉に必要な高強度の新材料の開発を行う国際核融合材料照射施設(IFMIF)の工学設計・工学実証活動(EVEDA)、ITERの遠隔実験などの先進的核融合研究開発が進められており、平成24年6月には核融合炉での燃料生産に必要な材料の製造に世界で初めて成功したほか、平成26年2月には、核融合炉に使用する燃料の原料となるリチウムを、海水から回収する革新的な技術を確立するなど成果が現れてきています。さらに平成30年7月には、新たなスーパーコンピュータ(六ちゃんⅡ)の運用を開始したほか、令和元年7月には、IFMIF原型加速器の高周波四重極線形加速器による世界最高強度での重陽子ビームの加速試験に成功するなど、研究開発が着実に進展しています。
●国際核融合エネルギー研究センターの概要
(国研)量子科学技術研究開発機構提供
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電話:017-734-9725
FAX:017-734-8213