ホーム > 組織でさがす > 環境エネルギー部 > 自然保護課 > 青森県レッドデータブック(2010年改訂版)について
関連分野
- くらし
- 県外の方
- 自然保護
更新日付:2012年11月26日 自然保護課
青森県レッドデータブック(2010年改訂版)について
1.青森県レッドデータブック(2010年改訂版)作成の経緯及び目的
(1)経緯
県ではこれまで、平成12年3月に「青森県レッドデータブック(2000年初版)」を、また、平成18年3月に「青森県レットデータブック-維管束植物以外編-」、「青森県レッドリスト(2006年改訂増補版)」を作成・発刊しています。
青森県レッドリストでは888種の希少野生生物を選定していますが、この選定種及びカテゴリーについては、その後新たに得られた知見や外来生物の侵入等による生育・生息環境の変化等があったことから、それらを踏まえて見直しする必要がありました。
そこで、県内の野生生物の専門家を中心に構成された「青森県レッドデータブック改訂検討会」を設置して再検討を行い、この度、青森県レッドデータブック(2010年改訂版)を発行したものです。
(2)目的
本書により、多くの県民や関係者が、本県の希少野生生物についての認識を一層深めて、本県の自然環境が将来にわたり保護・保全されていくことを目的としています。
県ではこれまで、平成12年3月に「青森県レッドデータブック(2000年初版)」を、また、平成18年3月に「青森県レットデータブック-維管束植物以外編-」、「青森県レッドリスト(2006年改訂増補版)」を作成・発刊しています。
青森県レッドリストでは888種の希少野生生物を選定していますが、この選定種及びカテゴリーについては、その後新たに得られた知見や外来生物の侵入等による生育・生息環境の変化等があったことから、それらを踏まえて見直しする必要がありました。
そこで、県内の野生生物の専門家を中心に構成された「青森県レッドデータブック改訂検討会」を設置して再検討を行い、この度、青森県レッドデータブック(2010年改訂版)を発行したものです。
(2)目的
本書により、多くの県民や関係者が、本県の希少野生生物についての認識を一層深めて、本県の自然環境が将来にわたり保護・保全されていくことを目的としています。
2.分類群ごとの状況等
(1)植物
掲載種が初版の253種と比較すると57種増えて310種となりました。
増加の要因としては、沼地や水辺・湿地環境、草地の減少や森林伐採、山野草の乱獲及び登山者の踏圧などによるものと思われます。
(2)脊椎動物
掲載種が初版の136種と比較すると28種増えて164種となりました。
増加の要因としては、水環境依存性の種が増加しているにもかかわらず、河川や湿原・湖沼等の減少など生息水域の環境悪化していることなどによるものと思われます。
(3)無脊椎動物
掲載種が初版の235種と比較すると68種増えて303種となりました。
増加の要因としては、湿原、草原の減少や耕地整備、車道拡幅などの開発による生息環境の急激な消滅などによるものと思われます。
掲載種が初版の253種と比較すると57種増えて310種となりました。
増加の要因としては、沼地や水辺・湿地環境、草地の減少や森林伐採、山野草の乱獲及び登山者の踏圧などによるものと思われます。
(2)脊椎動物
掲載種が初版の136種と比較すると28種増えて164種となりました。
増加の要因としては、水環境依存性の種が増加しているにもかかわらず、河川や湿原・湖沼等の減少など生息水域の環境悪化していることなどによるものと思われます。
(3)無脊椎動物
掲載種が初版の235種と比較すると68種増えて303種となりました。
増加の要因としては、湿原、草原の減少や耕地整備、車道拡幅などの開発による生息環境の急激な消滅などによるものと思われます。