あすなろ療育福祉センター - 外来（診療・予約）

外来診療（保険医療機関）のご案内

　当センターでは、有床診療所を併設しており、肢体不自由や重症心身障害をお持ちの方などを対象として外来診療を行っています。
　整形外科及びリハビリテーション科では、主に小児期、成長期の整形外科疾患の患者、具体的には、股関節の開きが悪い、背骨が曲がっている、歩き方に異常がある患者に対して、療育指導、手術加療を含め、より機能性を高めるよう診療しています。
　小児科では、県立中央病院などから、訓練や療育を目的として紹介されてきた小児の成長発達、療育、就学、摂食など、様々な相談に応じています。必要に応じて、心理発達検査を心理判定士にお願いすることもあります。
　歯科では、青森県障がい児者歯科保健センターとして、青森県歯科医師会からの御協力（歯科医師の派遣等）により、県内の歯科医療機関から紹介等があった障がいをお持ちの患者に対して、火曜日と水曜日に歯科治療を行っています。また、月に２日（第２、第４水曜日）、全身麻酔による治療も行っています。

　

診療科目

• 整形外科：小児整形外科（側弯、乳児股関節等）
  

• リハビリテーション科：小児リハビリテーション診療、障がい児・者リハビリテーション診療、装具診、車椅子診

• 小児科：療育外来、摂食嚥下相談外来ほか

• 歯科（青森県障がい児者歯科保健センター）：障がい児・者の歯科診療

診療科別の診療日

※原則として、下記のとおり対応していますが、諸事情により変更や休診となることもありますのでご了承ください。

専門（特殊）外来のご案内

側弯外来

　1～2ヶ月に1回程度（木曜日の午後）の頻度で、弘前大学医学部附属病院の脊椎（側弯症）専門医が診察します（担当医の都合により、実施しない月もあります）。
　側弯症には原因が明らかではない特発性側弯症や、他の病気が原因おこる側弯症があります。
　特発性側弯症は思春期に見つかることが多く、進行の程度に応じて経過観察や、コルセットなどによる装具療法、手術療法が選択されます。
　他の病気が原因でおこる側弯症に対しては、側弯症の治療に併せて、原因となっている病気の治療も行います。
　通常6ヶ月から1年に1回程度、レントゲン検査を続けます。
　進行予防のためには、早期に発見して治療を行うことが重要と考えられています。
　手術が必要と判断された場合は、弘前大学医学部附属病院において手術を行うこととなります。

乳児股関節外来

　「股関節脱臼」は、脚の付け根の関節が外れる病気です。
　その発生はまれですが（1,000人に1～3人）、抱き方やおむつの当て方など、赤ちゃんの扱い方を注意することにより、発生を更に減少させ、また、悪化を防止することができます。
　リスクのある赤ちゃんに対して早期に関わることで発生の予防につながります。
　当センターでは、主に乳児健診（1ヶ月健診、4ヶ月健診）で股関節脱臼のリスクがあると判断された赤ちゃんが紹介されて、3～4ヶ月に1回（金曜日の午後）、診察を行っています。

受診の予約方法

　完全予約制となっています。
　また、診療科によって予約方法が異なりますのでご注意願います。

外来受付時間

月曜日～金曜日　8時30分～11時、13時～16時
※ 土・日・祝日、年末年始（12月29日～1月3日）は受付できません。

外来診療時間

月曜日～金曜日　9時～12時、13時～16時30分
＜休診日＞土・日・祝日、年末年始（12月29日～1月3日）
※ 上記のほか、手術日等により休診となる場合があります。