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更新日付:2024年8月20日 がん・生活習慣病対策課

ヒアリに刺された場合の医療的留意事項について

ヒアリに刺された場合の医療的留意事項について

ヒアリは、南米原産で体長は2.5~6mm程度、体色は主に赤茶色の有毒のアリです。世界では北米やアジア等にも外来生物として侵入・定着しており、世界各地で大きな問題となっています。

ヒアリは、極めて攻撃性が強いとされており、刺された際には、アルカロイド毒により、熱感を伴う非常に激しい痛みを覚え、水疱状に腫れ、その後、膿が出ます。

さらに毒に含まれる成分に対してアレルギー反応を引き起こす例があり、局所的、または全身にかゆみを伴う発疹(じんましん)が出現する場合があります。欧米においては、アナフィラキシー症例も報告されています。

ヒアリの毒には、アルカロイド毒であるゾレノプシン(2-メチル-6-アルキルビペリディン)のほか、ハチ毒との共通成分であるホスホリパーゼやヒアルロニダーゼなどが含まれています。そのため、ヒアリに刺された経験が無くてもハチ毒アレルギーを持つ方は特に注意が必要です。

ヒアリに刺された方がアナフィラキシー症状を引き起こした場合、アドレナリンを筋肉注射するなどの迅速かつ適切な救急処置をとる必要があります。

なお、刺された時のアナフィラキシー症状出現時の対処方法を含め、ヒアリの特徴、生態、駆除方法等の参考として、以下の関連情報もご参照ください。

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電話:017-734-9215  FAX:017-734-8045

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