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更新日付:2016年8月18日 保健衛生課
腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう!
最新の感染症発生動向はこちらのホームページをご覧ください。
お知らせ
H28.8.18 プレスリリース「腸管出血性大腸菌感染症(O157)感染症の集団発生及びその予防について」[223KB]
腸管出血性大腸菌とは?
大腸菌は、家畜や人の腸内にも存在します。ほとんどのものは無害ですが、このうちいくつかのものは、人に下痢などの消化器症状や合併症を起こすことがあり、「病原大腸菌」と呼ばれています。
病原大腸菌の中には、ベロ毒素を産生し、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こす腸管出血性大腸菌と呼ばれるものがあります。
病原大腸菌の中には、ベロ毒素を産生し、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こす腸管出血性大腸菌と呼ばれるものがあります。
感染経路
腸管出血性大腸菌の感染は、飲食物を介した経口感染であり、菌に汚染された飲食物を摂取したり、患者の糞便に含まれる大腸菌が直接または間接的に口から入ることによって感染します。また、動物からの感染事例として、これまでに、ふれあい動物イベント、搾乳体験などを原因とする感染事例が報告されています。
症状
多くの場合、3~5日の潜伏期間をおいて、激しい腹痛を伴う水様性下痢の後に、血便となります(出血性大腸炎)。嘔吐や38℃台の高熱を伴うこともあります。
さらに、ベロ毒素の作用により溶血性貧血、急性腎不全を来し、溶血性尿毒症症候群(Hemolytic Uremic Syndrome, HUS)を引き起こすことがあります。
さらに、ベロ毒素の作用により溶血性貧血、急性腎不全を来し、溶血性尿毒症症候群(Hemolytic Uremic Syndrome, HUS)を引き起こすことがあります。
小児や高齢者では痙攣、昏睡、脳症などによって致命症となることがあるため、日頃の感染予防対策が重要です。
予防
食品の衛生的な取扱いの徹底
○外出からの帰宅時、調理前、食事前、用便後等には手を洗う。
○食肉はできるだけ生食を避け、中心部まで75℃、1分以上加熱して食べる。
○まな板やふきんは使用のたびにしっかりと洗い、熱湯や塩素系消毒剤
(次亜塩素酸ナトリウム)で消毒する。
○食肉はできるだけ生食を避け、中心部まで75℃、1分以上加熱して食べる。
○まな板やふきんは使用のたびにしっかりと洗い、熱湯や塩素系消毒剤
(次亜塩素酸ナトリウム)で消毒する。
患者からの二次感染の防止
○用便後、オムツ交換後の手洗いは流水・石けんで確実に行い、消毒用
アルコール等で消毒する。
○便で汚染された衣類やおむつ等は、消毒(薬剤などへのつけおき)してから
他のものとは別に洗濯する。
○入浴はシャワーですませ、バスタオルは共用しない。
○患者やその疑いのある方はプールや共同浴場の利用を控える。
アルコール等で消毒する。
○便で汚染された衣類やおむつ等は、消毒(薬剤などへのつけおき)してから
他のものとは別に洗濯する。
○入浴はシャワーですませ、バスタオルは共用しない。
○患者やその疑いのある方はプールや共同浴場の利用を控える。
動物とのふれあいの際にはどのようなことに注意すればよいですか?
動物とのふれあいは、情操の涵養(かんよう)などのため有意義ですが、感染予防のため、次のようなことに注意する必要があります。なお、乳幼児などは監督者による十分な注意が必要です。
○動物とふれあった後には、必ず、石けんを使用して十分に手洗いをしましょう。
○動物の糞便には触れないようにしましょう。
○動物とは、キスなどの過剰なふれあいをしないようにしましょう。
○動物とふれあう場所では、飲食や喫煙などをしないようにしましょう。
○動物とふれあった後には、必ず、石けんを使用して十分に手洗いをしましょう。
○動物の糞便には触れないようにしましょう。
○動物とは、キスなどの過剰なふれあいをしないようにしましょう。
○動物とふれあう場所では、飲食や喫煙などをしないようにしましょう。