食肉衛生検査所（三沢支所、おいらせ支所）業務概要

１　と畜検査　
　と畜場に搬入される牛、馬及び豚等の獣畜について、と畜場法に基づきと畜検査を全頭実施しています。この検査に合格した食肉だけが市場に流通します。

２　TSE（伝達性海綿状脳症）検査
　と畜場法及び牛海綿状脳症対策特別措置法に基づき牛、めん羊及び山羊について、生体検査において行動異常又は神経症状を示すものについてスクリーニング検査を実施します（めん羊及び山羊については、生体検査において削痩、被毛粗剛、脱毛、そう痒症、関節炎、異常行動、運動失調等の臨床症状を示すものについて実施）。また、特定部位（舌及び頬肉を除く頭部、脊髄、回腸遠位部）の確実な除去、特定部位に接触した機械器具の適切な管理方法等について指導を行っています。

３　と畜場及び食鳥処理場の衛生指導
　当所の所管すると畜場、食鳥処理場に対して、外部検証実施計画に基づき枝肉、食鳥とたいの微生物試験を実施し、検査結果に基づき衛生指導を行っています。また、従事者の衛生的な作業を推進するため、定期的に衛生講習会を実施しています。

４　残留有害物質対策
　動物用医薬品等、人体に有害な物質が食肉中に残留していないことを確認するため、定期的なモニタリング検査や残留が疑われる獣畜を対象とした精密検査を実施しています。

５　フィードバック事業
　と畜検査結果を生産者に還元することにより、疾病の少ない健康な家畜の生産を促し、より安全な食肉の提供に取り組んでいます。

６　調査研究
　食肉衛生に関する調査や研究を行い、積極的に学会等で発表を行なうとともに、有用な情報は、と畜場、食鳥処理場に対する衛生指導に役立てています。

７　食肉衛生に係る統計
　県内におけると畜検査頭数・食鳥処理検査羽数を青森県の食肉衛生検査所ホームページ統計情報で公開しています。と畜検査頭数については毎月更新しています。

関連ホームページ
青森県の食肉衛生検査所