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更新日付:2020年10月26日 東青地域県民局環境管理部
十和田湖水質保全事業
青森県では、平成13年8月に秋田県と共同で策定した「十和田湖水質・生態系改善行動指針」(平成27年3月改定)に基づき、水質や生態系の調査研究を実施しています。下記の定点調査及び流入河川調査の結果は、十和田湖の水質の経年的な変化を把握し、現在の施策の効果検証及び今後の施策決定の基礎資料となります。
【 上空から見た十和田湖 】
十和田湖定点層別水質調査
十和田湖大川岱沖の湖心(定点)地点において、水深0mから85 mまでの計8層の水質調査を秋田県と共同して実施しています。
採水時の船上では写真のようにDO(溶存酸素)の固定、透明度の測定を行います。その後、採取した水試料はCOD、窒素やリンといった水質成分の分析を行います。
- バンドーン採水器を用いた湖水の採取
- DO(溶存酸素)の固定
- 透明度板
- 透明度板を用いた透明度の測定
十和田湖流入河川調査
十和田湖に流入する河川のうち、宇樽部川(宇樽部橋)及び神田川(神田川橋、開成橋)の2河川、計3地点で水質調査を実施しています。
採水時は、写真のように流速・透視度の測定などを行います。その後、採取した水試料は定点調査と同様に水質成分の分析を行います。
- 河川水の採取
- 透視度と水温の測定
- 流速の測定(全体図)
- 水流を受け回転したプロペラから信号が送られる