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更新日付:2023年2月17日 文化財保護課
板碑
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板碑
- 写真提供 平川市教育委員会
指定区分 | 県重宝 |
名称 | いたび 板碑 4基 |
所在地 | 平川市岩館長田 |
所有者 | 個人 |
指定年月日 | 平成31年4月5日 |
公開状況 | 公開 |
問合せ先 | 平川市教育委員会 郷土資料館 TEL0172-44-1221 |
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板碑は死者の供養のために造立された塔婆の一種である。
当該板碑は、嘉暦2年(1327)から貞和(じょうわ)2年(1346)に造立された。
いずれの板碑にも種子(しゅじ)や銘文が刻まれており、判読した結果、子が親の菩提を弔うため、あるいは供養のために造立されたことがわかった。
青森県内に現存する中世の史・資料は非常に少なく、文書史料はほとんど残っていない。しかし、金石文である板碑は県内に約300基残っており、紀年銘の残る約160基は文書史料を補完する貴重な資料といえる。
鎌倉時代から南北朝期にかけての本県の歴史を物語る資料として貴重である。