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更新日付:2023年11月17日 文化財保護課
新編文林全集
新編文林全集
指定区分 | 県重宝 |
名称及び員数 | しんぺんぶんりんぜんしゅう 新編文林全集 1部10冊 |
所在地 | 八戸市番町 |
所有者 | 個人 |
指定年月日 | 昭和31年5月14日 |
公開状況 | 非公開 |
問合せ先 | 八戸市教育委員会社会教育課 TEL0178-43-9465 |
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時期<江戸時代中期>
八戸藩2代藩主南部遠江守直政は儒学・詩文にすぐれ、松洞、浩然と号し、学才をもって知られ、5代将軍綱吉の側用人を勤めた。直政は江戸藩邸に書斎「文林館」を建て、著名な学者・文人と交わった。この文林館が文林全集の由来である。側用人辞職後、家臣戸田順折が直政の詩文を編集書写し、「新編文林全集題辞」を書いた。元禄3年(1690)6月林整宇(のち大学頭)の序が付されている。元禄13年(1700)直政逝去。逝去後菩提寺南宗寺と江戸金地院に一部ずつ納め、一部を藩邸にとどめた。これは藩邸にあったものである。
10巻のうち4・5巻は合冊。10巻の内容は賦記10篇、文90余、詩430章からなる。第1巻「総目」(賦)、第2巻「記、銘」、第3巻「序、跋、論、弁、書」、第4巻「騒」、第5巻「楽府」、第6巻「詩」(五言)、第7・8・9巻「詩」(七言)、付録「雑著」の10巻で構成されている。
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