令和7年11月18日　「第18回国際地学オリンピック」で銀賞を受賞した石田結寛さんが、知事及び教育長を訪問しました。

　11月18日、「第18回国際地学オリンピック」で銀賞を受賞した石田　結寛（いしだ　ゆいき）さん（青森高校3年）が、宮下知事と風張教育長を訪問しました。
　今年度の大会は8月8日～16日に中国（山東省済寧市）で開催され、筆記試験、実技試験、野外調査等が行われました。石田さんは、28の国・地域から110名が参加する中、銀メダルを獲得しました。

　石田さんは元々数学が好きで、自然科学に興味が広がったことが出場のきっかけに。高校に地学専門の先生はいませんでしたが、サポートを受けながら、過去問を解くなど準備を進め、素晴らしい成績を収めました。

　石田さんは「色んな国から参加する人がいましたが、その全員が“地学が大好き”という環境が新鮮で、日常では感じられないワクワク感がありました。大会に出場したことによって、国際的なつながりを広げることができて嬉しいです。」と話しました。

　宮下知事は「すごいのは、今回の石田さんの活躍によって、これまで地学オリンピックの存在を知らなかった学生たちが、大会のことを知り、自分もチャレンジできると思えるきっかけになったこと。これからの果てしない研究の道の中で、ふるさと青森のことを心の片隅に置いて、夢はノーベル賞！くらいの気持ちで頑張ってほしいです。元気をもらいました、ありがとうございます。」とお祝いの言葉を贈りました。
　風張教育長は「すでに大物の雰囲気を感じます。私たちの生活が平和になるような研究を進めていってほしいです。おめでとうございます。」と激励しました。