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更新日付:2024年11月1日 三内丸山遺跡センター

北海道・北東北の縄文遺跡群 世界遺産登録3周年記念  名古屋フォーラムとパネル展を開催しました

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北海道、青森県、岩手県、秋田県及び関係自治体で組織する縄文遺跡群世界遺産本部では、去る10月14日(月・祝)、愛知県名古屋市の中日ホール(中日ビル6階)において、北海道・北東北の縄文遺跡群の世界遺産登録3周年を記念するとともに、縄文遺跡群の価値や魅力について、中京地域において広く普及・啓発を図るための「北海道・北東北の縄文遺跡群 世界遺産登録3周年記念名古屋フォーラム」を開催し、約500人が参加しました。

フォーラムでは、縄文遺跡群世界遺産協議会の岡田康博会長が「北海道・北東北の縄文遺跡群の価値と魅力」について講演を行ったあと、縄文遺跡群世界遺産専門家委員会委員で、同志社大学文学部の水ノ江和同教授が「貝塚から縄文遺跡のおもしろさを考える」と題して講演を行いました。
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    講演
    岡田康博 縄文遺跡群世界遺産協議会長
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    講演
    水ノ江和同 同志社大学文学部教授
パネルディスカッションは「縄文はこんなにおもしろい!!」をテーマに、縄文遺跡群の岡田会長がコーディネーターを務め、パネリストには御講演いただいた同志社大学の水ノ江教授のほか、地元の愛知県からは田原市教育委員会の増山禎之さん、そして北海道・北東北の貝塚に詳しい三内丸山遺跡センターの斉藤慶吏さんの3人の専門家を迎え、北海道・北東北だけでなく、地元愛知の貝塚のことなど、大いに盛り上がりました。
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    パネルディスカッションの様子
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    左から増山さん、斉藤さん、水ノ江教授
また今回の名古屋フォーラムの開催に合わせ、中日ビルの5階、全国センター広場では、北東北3県名古屋合同事務所と北海道東京事務所名古屋支所との共催で、世界遺産登録3周年を迎える「北海道・北東北の縄文遺跡群」の価値や多彩な魅力、世界遺産登録の意義を幅広く伝えるための「名古屋フォーラム JOMONパネル展」を10月13日(日)と14日(月・祝)の両日開催しました。

こちらは、中日ビルを訪れる多くの方々に自由に参加いただけるということで、両日合わせて約1,000名ほどに御来場いただきました。会場内は各道県や構成資産の制作したポスター展示、パンフレット等の配布があり、特に土偶や猪形土製品のレプリカの展示コーナーや、本物の三内丸山遺跡出土品に触れるコーナーは大盛況でした。また、地元の愛知県からは田原市の吉胡貝塚の紹介パネルの展示や、あいち朝日遺跡ミュージアム、豊田市博物館のパンフレット等も配布されました。
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    パネル展の様子
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    パネル展の様子
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    土偶と土製品のレプリカ
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    出土品に触れるコーナー
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    映像コーナー
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    愛知の遺跡コーナー

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三内丸山遺跡センター
電話:017-782-9463  FAX:017-781-6103

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