家畜商免許に関する各種申請

　家畜(牛・馬・豚・めん羊・やぎ)の取引を業として行う場合には、都道府県の知事が交付する「家畜商免許」を取得する必要があります。
　家畜商の免許を取得するに当たっては、都道府県が開催する「家畜商講習会」を修了した上で、もよりの地域県民局地域農林水産部に申請を行います。
　また、家畜商法第10条の2の規定により、営業保証金の供託義務があり、法務局へ営業保証金の供託をしなければなりません。

　家畜商講習会は、どこの都道府県の講習会を受講してもかまいません。
　他都道府県の講習会の日程については、開催県にお問い合わせください。
　＜参考＞社団法人日本家畜商協会

　家畜商免許を取得しようとする者は、以下の必要書類を、住所地を管轄する地域県民局地域農林水産部に提出してください。


　○住民票
　○家畜商免許申請書（手数料として、青森県収入証紙を貼付する）
　○家畜商講習会修了証明書の写し
　○家畜商法第４条各号に該当しないことの誓約書
　○証明写真１枚（2.5cm×3.0cm縦長、本人、無帽のもので、申請前６月以内に撮影したもの）
　○外国人の場合は、外国人登録証明書
　○家畜取引事業所届（法人及び個人の場合は住居地と異なる場合）
※使用人その他の従業者がいる場合は、加えて
　○従業者調書
　○従業者の家畜商講習会修了証明書の写し 　○従業者の誓約書　
　○従業者の証明写真１枚（2.5cm×3.0cm縦長、本人、無帽のもの、申請前６月以内に撮影したもの）
　○従業者が外国人の場合は、外国人登録証明書

※法人の場合は、加えて
　○定款及び登記事項証明書抄本（資本金の額、本店及び家畜の取引の事業に係るその他の事業所の所在地並びに役員等がわかるもの）

家畜商免許証の交付の手続きは、以下の流れとなります。
（１）家畜商免許交付申請（申請者→県）
（２）免許証番号の通知（県→申請者）
（３）供託手続き（申請者→法務局　※免許証番号通知書持参のこと）
（４）供託証書交付（法務局→申請者）
（５）供託証書の写し提出（申請者→県）
（６）家畜商免許証交付（県→申請者）

　家畜商免許の記載事項に変更があった時は、登録事項の変更及び家畜免許の書き換えを行って下さい。
　○登録変更申請書
　○家畜商免許証書換交付申請書（手数料として、青森県収入証紙を貼付して下さい）
　○今までお使いの免許証（大・小）
　○証明写真１枚（2.5cm×3.0cm縦長、本人、無帽のもの、申請前６月以内に撮影したもの）
　○変更内容により、加えて次の書類　
　 　・氏名の変更の場合：戸籍謄本または戸籍抄本
　 　・住所の変更の場合：住民票（抄本、本籍記載のもの）
　 　・法人の場合：登記事項証明書
　 　・事業所所在地変更の場合：家畜取引事業所届
　 　・従業者の変更、増減のあった場合：従業者調書、 家畜商免許証交付申請書
　 　 増加した従業者の誓約書、住民票、証明写真１枚、家畜商講習会修了証明書の写し

　家畜商免許を破損又は紛失したときは、家畜商免許証の再交付を受けることができます。
　○家畜商免許証再交付申請書（手数料として、青森県収入証紙を貼付）
　○証明写真１枚（2.5cm×3.0cm縦長、本人、無帽のもの、申請前６月以内に撮影したもの）
　（紛失の場合：家畜商免許証紛失届）

　家畜商は家畜の取引の業を行わなくなった場合は、下記の書類を提出し、免許証の返納をしてください。
　また、家畜商が死亡したときは、相続人もしくは清算人が免許証を返納してください。
　○家畜商免許取消申請書
　○家畜商免許証（大・小）
　 　家畜商免許証を紛失した場合は、家畜商免許証紛失届
　○相続人が申請される場合は、家畜商本人との関係が証明できる書面（戸籍謄本）
　 　及び相続人本人であることが証明できる書類（免許証等）

　※家畜商を廃業された場合、家畜商免許取消後に所定の手続き（官報掲載等）を経ることで、営業保証金を取り戻すことが出来ます。
　 　詳しくは取消申請時にもよりの地域県民局地域農林水産部にお聞き下さい。