令和４年度青森県統計グラフコンクール

　「青森県統計グラフコンクール」は、小学生から大人の方まで広く県民の皆様に統計と親しんでいただき、統計の表現技術の向上を図ることを目的として、青森県教育委員会の後援を得て、青森県と青森県統計協会が共催で実施しているものです。

知事賞
【表題】
今を知ることが平等化への第一歩
～ジェンダー平等とLGBTQ＋～
【学校名・学年・氏名】
弘前大学教育学部附属中学校　1年　佐々木　琉生さん
【講評】
近年、社会的に関心が寄せられるようになった性的少数者の問題について、体験や考えをアンケート調査したり、既存の資料を効果的に使用するなど、作者が捉えた結果を適切なグラフで見やすくまとめています。
この問題に関し、さらに多くの方々の関心や理解を喚起することが期待できる優れた作品に仕上がっています。
また、作者の主張の流れに沿ってイラストとコメントを配置する工夫も効果的でした。
（評：青森県統計グラフコンクール審査員）

知事賞
【表題】
塩分取りすぎな青森県民へ！
リンゴを塩水につける意味ってあるの？
【学校名・学年・氏名】
青森県立弘前中央高等学校　3年　小野　菜々子さん、柴田　匠美さん、小林　七海さん、佐藤　望愛留さん
【講評】
皮をむいたリンゴの変色を避けるために塩水を使うのは常識であると思っていましたがビタミンCの減少を抑える効果もあるとは驚きでした。食塩と減塩塩の成分による6段階に分けての実験結果のグラフばかりでなく試験管による変化の写真も説得力がありました。他の果実の減塩塩水での実験結果もあり、短命県返上運動への取り組みを視野にいれた素晴らしい発表でした。
この発表が自分たちや後輩たちの次のステップに繋がることを期待しています。
（評：青森県統計グラフコンクール審査員）

統計協会長賞
【表題】
進むICT教育！！
～これからの教育のかたち～
【学校名・学年・氏名】
青森県立弘前高等学校　1年　後藤　美悠さん
【講評】
ICT教育の現状や課題について、多面的な視点で捉え、統計資料をグラフ化した優れた作品です。グラフを上下左右、対比的なレイアウトとし、理解を促す工夫が見られます。特に色彩の対比、スケール調整が効果的です。
また、バブル図で感覚的な理解へと導いている点も、様々なグラフへ挑戦しようという意欲がうかがえます。
バブル図は、縦軸、横軸に観点を設け、座標軸上に配置することで、さらに提案性のあるバブルチャートとすることができます。
（評：青森県統計グラフコンクール審査員）

統計グラフと絵を組み合わせると、複雑な統計数字を分かりやすく表現することができます。
県内在住の小学生以上の方なら、どなたでも応募できます！
あなたが関心を持っていることを、作品にしてみませんか？

●応募資格
第１部…小学校１～２年生の児童
第２部…小学校３～４年生の児童
第３部…小学校５～６年生の児童
第４部…中学校の生徒
第５部…高校生以上の生徒、学生及び一般
パソコン統計グラフの部…小学校の児童以上

●課題
各部とも自由です。ただし、小学校４年生以下の児童の応募については、児童が自ら観察又は調査した結果をグラフとしたものとしますので、
観察又は調査記録を添付してください。

●作品の規格等
用紙の大きさ…各部とも仕上げ寸法72.8cm×51.5cm（Ｂ２判）※用紙を貼り合わせてのＢ２判でも可
紙質・色彩 …各部とも自由ですが、裏面の板張り（パネル仕上げ）、表面のセロハンカバーなどは認めません。
応募点数等 …制限しませんが、２枚以上にわたる「シリーズもの」は認めません。
合作の人数 …１作品において５人以内

●締め切り日
令和４年８月31日（水）
※ただし、小・中学校の児童生徒については、令和４年８月26日（金）までに、所管市町村の統計担当課（係）に提出してください。

★詳しくは「令和４年度青森県統計グラフコンクール募集要領」[3177KB]を御覧ください。