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更新日付:公開日:2023年2月21日

令和4年青森県海面漁業に関する調査結果

内容

1 令和4年の結果 ※()内は対前年比、過去5か年平均比
令和4年の漁獲数量は13万1,937トン(91.2%、71.2%)、漁獲金額は394億561万円(120.3%、93.2%)で、数量は前年を下回り、金額は前年を上回ったものの、過去5か年平均と比べると数量、金額ともに下回った。特に漁獲数量は昭和33年の統計開始以来、最も少なくなった。

2 令和4年の漁獲状況について
(1)令和4年の漁獲数量、金額が過去5か年平均よりも減少したのは、マイワシ、スルメイカ、サバ、サケの減少が反映されたためとみられる。
(2)サバについては、本県太平洋の資源は増加傾向であったが、道東沖や八戸沖で漁場がほとんど形成されなかったことから不漁となっている。
マイワシについては、本県太平洋の資源は増加傾向で、北部太平洋全体での漁獲数量は前年より増加していることから、漁業経営上の観点から八戸港への水揚げが少なかったと考えられる。
スルメイカについては、太平洋、日本海とも資源量が少ない状況が続いたことから不漁となっている。
サケについては、近年、沿岸の水温上昇が平年より早まる傾向にあり、稚魚の適水温の期間が短くなり、生残率が低下していることから不漁となっている。
(3)ホタテガイについては、78,144トン、156億2,984万円で、生産金額は2年連続で100億円を上回った。
(4)マグロについては、784トン、25億908万円で、漁獲数量、金額ともに前年を上回った。
(5)ニジマスについては、1,676トン、8億8,850千円で、漁獲数量、金額ともに個別に項目立てされて以降(令和元年)、最も多くなった。

日程

2023年02月21日

添付資料

お問い合わせ

水産振興課
企画・普及グループ
加藤 心
017-734-9592

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