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更新日付:2018年3月29日 エネルギー開発振興課
あおもりCO2フリー水素活用モデルプランの策定
全国的な再生可能エネルギーの急増に伴い系統制約への懸念が高まり、また、電力の小売り自由化・送配電部門の分離等、各種電力制度が大きな転換点にある中、青森県は、再生可能エネルギー、原子力、化石燃料のそれぞれのメリットを生かした地球環境適合性と経済性を両立するエネルギーのベストミックスに向け、「青森県エネルギー産業振興戦略」を掲げ、エネルギー産業の振興に取り組んできました。
本モデルプランは、その戦略の一部として掲げられている「水素」について、本県の強みを活かした地域活性化につながる先進モデルとして、何ができるのか、産学官の委員による「あおもりCO2フリー水素検討会」を設立して、平成28年度から検討してきたものです。
国においても平成28年3月には新たな目標や取組の具体化を盛り込んだ「水素・燃料電池戦略ロードマップ改訂版」が策定され、フェーズ3となる“2040年頃にはCO2フリー水素素供給システムを確立する”と位置付けられており、水素の可能性に期待が集まっています。その中で再生可能エネルギーが集積している当地域において、出力抑制による未利用電力等を効率的に集約してCO2フリー水素を製造、社会インフラとして水素サプライチェーンを整備し、熱電併給、モビリティ活用等を行う地産地消モデルを確立し、他地域へ展開していくモデルを検討いただきました。
今後とも、今般ご提案いただいたモデルの具体化と、実現に向けた課題の解決に向け、地元自治体、関連企業等とともに検討を進めてまいります。
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