令和6年度量子科学出前授業及び施設見学会を開催しました。

　令和6年7月8日（月）から9月30日（月）にかけて、青森県内の高等学校（3校）を対象に、核融合研究開発を含めた量子科学への理解促進を図ること目的とした量子科学出前授業及び施設見学会を開催しました。

　出前授業では東北大学大学院工学研究科の藤原充啓先生を講師としてお招きし、東北大学で行われている量子科学分野の研究開発の紹介を通じて、量子科学とはどのような学問であるのか説明していただきました。また、量子科学技術研究開発機構（QST）からはフュージョンエネルギーや六ヶ所村で行われている研究開発についてご紹介いただきました。

　また、施設見学会では、出前授業で学んだ知識の理解をより深めるため、「青森県量子科学センター」及び「QST六ヶ所フュージョンエネルギー研究所」を見学しました。
　
　さらに、見学会終了後には、QSTの研究者や技術者などからご自身のキャリア体験談を語っていただきました。研究者になるためにどのようなキャリアを歩んできたのか等具体的にご紹介いただき、高校生にとっては今後の進路選択の参考となる貴重な経験となりました。

■開催概要
（１）青森県立三本木高等学校
　①出前授業…7月8日（月）10:20～12:10
　②施設見学会…8月5日（月）10:00～15:00

（２）青森県立八戸北高等学校
　①出前授業…8月6日（火）9:00～10:50
　②施設見学会…8月21日（水）10:00～15:00

（３）青森県立青森高等学校
　①出前授業…8月19日（月）13:30～15:10
　②施設見学会…9月30日（月）10:00～15:00


■主催
青森県（環境エネルギー部 エネルギー開発振興課）


■協力
・東北大学大学院工学研究科 量子エネルギー工学専攻
・国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 六ヶ所フュージョンエネルギー研究所
・青森県量子科学センター


■当日の様子
（１）出前授業

　（２）施設見学会