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更新日付:2010年1月7日 自然保護課
名久井岳県立自然公園
名久井岳山頂を中心とする半径2kmの地域と、
麓にある三戸町城山及び南部町諏訪ノ平の飛び地を含む1,076ヘクタールが
名久井岳県立自然公園となっており、昭和31年10月に指定されました。
麓にある三戸町城山及び南部町諏訪ノ平の飛び地を含む1,076ヘクタールが
名久井岳県立自然公園となっており、昭和31年10月に指定されました。
名久井岳は、三戸町と南部町にまたがる標高615.4メートルの山で、
外観は単峰のように見えますが、実はいくつかの小山塊がより集まった起伏山地です。
また、南部地方随一の霊峰としても知られ、山麓には法光寺、恵光院、野瀬観音などの由緒ある寺院が、
月山山頂には、月山神社奥殿があり、信仰の山としてあがめられています。
外観は単峰のように見えますが、実はいくつかの小山塊がより集まった起伏山地です。
また、南部地方随一の霊峰としても知られ、山麓には法光寺、恵光院、野瀬観音などの由緒ある寺院が、
月山山頂には、月山神社奥殿があり、信仰の山としてあがめられています。
名久井岳県立自然公園の特徴
地形・地質
名久井岳は、北上山地の北部を占める名久井山地の中央に位置し、いくつかの山がより集まった起伏山地です。
飛び地である三戸町城山も起伏山地で、南部町諏訪ノ平は丘陵地の一部です。
名久井岳を構成している地質は、新世代第三世紀中新世の岩石・地層から成っており、東日本のグリーンタフ地域の地質を特徴づけています。
飛び地である三戸町城山も起伏山地で、南部町諏訪ノ平は丘陵地の一部です。
名久井岳を構成している地質は、新世代第三世紀中新世の岩石・地層から成っており、東日本のグリーンタフ地域の地質を特徴づけています。
植生
名久井岳の植生は、ほぼ全域がスギ・アカマツの植林地ですが、クリ-コナラ群落が点在しています。
山頂付近の風衝地には、シナノキを主体とする天然林があります。
城山は、スギ植林地とクリ-コナラ林からなっており、県南唯一のソメイヨシノの名所として知られています。また、諏訪ノ平ではアカマツ天然林が見られます。
山頂付近の風衝地には、シナノキを主体とする天然林があります。
城山は、スギ植林地とクリ-コナラ林からなっており、県南唯一のソメイヨシノの名所として知られています。また、諏訪ノ平ではアカマツ天然林が見られます。
野生動物
名久井岳一帯には、特別天然記念物に指定されているニホンカモシカをはじめ、キツネ、タヌキ、イタチ、ノウサギなどの哺乳類が生息しています。城山はコノハズクの繁殖地として知られています。
人文その他特殊景観
名久井岳は、県南随一の霊峰として知られ、山麓には法光寺、恵光院、野瀬観音などの由緒ある寺院があります。
法光寺の爺杉及び参道松並木、恵光院の天狗杉は県指定天然記念物です。
また、城山は1633年(寛永10年)の盛岡移城まで、南部家の居城でした。
法光寺の爺杉及び参道松並木、恵光院の天狗杉は県指定天然記念物です。
また、城山は1633年(寛永10年)の盛岡移城まで、南部家の居城でした。
自然公園の区域
三戸町と南部町にまたがる1,076ヘクタールが自然公園になっています。
詳しい区域はこちらをご覧下さい。 公園計画図(規制対象区域図)JPEGファイル 610KB
詳しい区域はこちらをご覧下さい。 公園計画図(規制対象区域図)JPEGファイル 610KB