指定管理鳥獣捕獲等事業について

　指定管理鳥獣捕獲等事業とは、平成27年5月に施行された「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」（以下「法」という。）により創設され、広域かつ集中的に管理する必要があるとして環境大臣が定めた指定管理鳥獣（ニホンジカ及びイノシシ）について、国や県が捕獲をする事業です。

　全国では、ニホンジカやイノシシなどの鳥獣による農作物等への被害が深刻化しています。県内では、明治期に地域絶滅したと言われていますが、近年、県内における生息域は拡大傾向にあり、今後、農林業被害の増加や生態系への影響が懸念される状況です。

　このため、県では平成29年度にニホンジカ、令和４年度にイノシシの第二種特定鳥獣管理計画を策定し、指定管理鳥獣捕獲等事業交付金を活用した指定管理鳥獣捕獲等事業を実施しています。