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更新日付:2024年9月6日 保健衛生課
麻しん(はしか)・風しんに注意しましょう!
最新の感染症発生動向はこちらのホームページをご覧ください。
青森県外において、麻しん(はしか)の発生が報告されています
令和5年4月以降、青森県外において麻しん患者の報告が続いています。
麻しんは、非常に感染力の強い疾患のため、注意が必要です。
麻しんにかかると、高熱などの症状を呈するほか、肺炎や脳炎など重症化する恐れもあります。
麻しんの予防には、ワクチン接種が最も有効です。
海外において流行がみられる地域もありますので、海外渡航の際には、十分注意しましょう。
国内の発生状況→国立感染症研究所のホームページへ
R5.5.12 厚生労働省事務連絡「麻しんの国内伝播事例の増加に伴う注意喚起について」[162KB]
R5.5.18 厚生労働省事務連絡「麻しんの国内における感染伝播事例を踏まえた麻しんの定期の予防接種の勧奨等について」[121KB]
麻しんについて→厚生労働省ホームページ
海外での感染症の発生情報→厚生労働省検疫所、外務省海外安全ホームページ
風しん対策情報
風しん抗体検査を実施しています!
風しんの流行・追加的対策について
お知らせ
R6.9.6 令和5年度麻しん風しん予防接種(第1期・第2期)の実施状況を一部修正しました。
R5.11.6 全国の令和4年度麻しん風しん予防接種率(最終評価)が公表されています(厚生労働省)。
麻しんについて
麻しん(はしか)は感染力が非常に強く、重症化すると中耳炎や肺炎、脳炎を合併することもある病気です。
2015年は、日本を含むWHO西太平洋地域における麻しん排除の目標年です。目標を達成するためには、麻しんワクチン接種率95%以上が必要です。
(左のロゴは2012年麻しん排除のものです。)
(※平成24年12月、我が国における目標が「平成27年度までに麻しんの排除を達成し、世界保健機関による麻しんの排除の認定を受け、かつ、その後も麻しんの排除の状態を維持すること」に変更されました。引き続き麻しん排除に向けた取り組みを進めていく必要があります。)
(左のロゴは2012年麻しん排除のものです。)
(※平成24年12月、我が国における目標が「平成27年度までに麻しんの排除を達成し、世界保健機関による麻しんの排除の認定を受け、かつ、その後も麻しんの排除の状態を維持すること」に変更されました。引き続き麻しん排除に向けた取り組みを進めていく必要があります。)
麻しんとは?
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感染経路は?
ヒトからヒトへの空気感染(飛沫核感染)の他に、さらに、飛沫感染、接触感染など様々な感染経路で感染します。
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潜伏期間は?
10~12日間です。
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症状は?
まず、発熱、せき、鼻水など「かぜ」に似た症状が2~4日間続きます。
その後、39℃以上の高熱、顔・首・全身に発疹が現れます。
回復に向かうと、発疹は退色して、発熱もなくなります。発疹は色素沈着がしばらく残存します。
(参考)典型的な麻疹による皮疹の画像を紹介しています。(長崎大学熱帯医学研究所 臨床感染症学分野ホームページ)
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治療方法は?
特別な治療方法はなく、症状を軽くするための対症療法が行われます。
麻しんを予防するには?
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予防にはワクチン接種が有効
麻しんワクチンは免疫効果が高く、発症の予防や重症化予防が期待できます。
予防接種を受けていない方で麻しんにかかったことのない方は早めに予防接種を受けましょう。
なお、次の方は、定期予防接種の対象者となっており、接種費用の公費助成を受けることができます。
○ 第1期 1歳児
○ 第2期 小学校就学前年度の児童
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医療機関の早期受診を心がけましょう
麻しんの初期症状は、かぜの症状と似ていますので、発熱等がある方は、外出を控えましょう。
症状がある場合は早めに医療機関を受診してください。
県民の皆様へ
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海外渡航前には、渡航先の感染症情報に注意し、ご自身の予防接種歴も確認し、必要に応じて接種を検討しましょう!
厚生労働省検疫所(海外感染症発生情報)
外務省(海外安全ホームページ) - 麻しんの感染力は非常に強いので、発熱や発疹など、麻しんを疑う症状が現れた場合は、必ず事前に医療機関に電話連絡でその旨を伝え、医療機関の指示の従いましょう!また、受診時は、周囲への感染を防ぐため、公共交通機関の利用は避けましょう!
麻しん患者の発生状況について
令和5年の麻しん患者は、全国で28例報告(暫定値)されましたが、本県では報告されませんでした(平成23年度以降、報告なし)。海外における麻しんの増加により、輸入症例を契機とする国内における感染伝播事例が増加することが懸念されています。
麻しん報告は、予防接種歴がない又は1回接種のみの方及び接種歴不明な患者において報告されており、幅広い年齢層から報告があります。
麻しん報告は、予防接種歴がない又は1回接種のみの方及び接種歴不明な患者において報告されており、幅広い年齢層から報告があります。
- 厚生労働省からの通知
- 麻しん患者発生報告数の増加に伴う注意喚起ついて(協力依頼)(平成31年2月18日付け健感発0218第1号 厚生労働省健康局結核感染症課長通知)[76KB]
- 麻しんの予防接種の推奨の周知について(協力依頼)(平成30年5月16日付け健感発0516第1号 厚生労働省健康局結核感染症課長通知)[358KB]
- 麻しん患者報告数の増加に伴う海外渡航者への注意喚起について(協力依頼)(平成30年4月26日付け事務連絡 厚生労働省健康局結核感染症課通知)[693KB]
- 麻しん対策の更なる徹底ついて(協力依頼)(平成30年4月26日付け健感発0426第1号 厚生労働省健康局結核感染症課長通知)[127KB]
- 麻しん患者発生報告数の増加に伴う注意喚起ついて(協力依頼)(平成30年4月11日付け健感発0411第5号 厚生労働省健康局結核感染症課長通知)[774KB]
- 麻しん・風しんに関する情報提供ついて(平成30年1月26日付け事務連絡 厚生労働省結核感染症課通知)[1633KB]
- ヨーロッパ地域における麻しん患者報告数の増加に伴う海外渡航者への注意喚起について(協力依頼)(平成29年8月16日付け事務連絡 厚生労働省結核感染症課通知)[372KB]
- 麻しんの広域的発生に伴う乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチンの供給に係る対応について(平成28年9月9日付け事務連絡 厚生労働省健康課、結核感染症課通知)[126KB]
- 麻しんの広域的発生について(情報提供)(平成28年8月24日付け事務連絡 厚生労働省結核感染症課長通知)[12KB]
- 乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチンの製造販売業者による自主回収への対応について(情報提供)(平成27年11月4日付け事務連絡 厚生労働省健康課通知)[60KB]
- 乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチンの製造販売業者による自主回収への対応について(協力依頼)(平成27年10月30日付け健健発1030第2号 厚生労働省健康課長通知)[379KB]
- 麻しん患者の増加について(情報提供及び協力依頼)(平成26年4月15日付け事務連絡 厚生労働省結核感染症課通知)
- 麻しん患者の増加について(平成26年2月7日付け事務連絡 厚生労働省結核感染症課通知)
風しんについて
風しんは、風疹ウイルスによる感染症で、発熱、発疹、頸部リンパ節腫脹が主な症状ですが、症状がそろわない例や、麻しんや伝染性紅斑と似た症状を示す場合があります。
一般に予後良好ですが、脳炎や血小板減少性紫斑病、成人では一過性の関節炎を合併する場合があります。
妊娠初期に風疹ウイルスに感染すると、白内障、先天性心疾患、難聴を主な症状とする「先天性風しん症候群(CRS)」の児が生まれる可能性があり、胎児死亡の報告もあります。
風しんもCRSも、効果的な治療法はなく、麻しんと同様にワクチンによる予防が最も重要です。
※風しんの定期予防接種対象者は、麻しんの対象者と同じです。
一般に予後良好ですが、脳炎や血小板減少性紫斑病、成人では一過性の関節炎を合併する場合があります。
妊娠初期に風疹ウイルスに感染すると、白内障、先天性心疾患、難聴を主な症状とする「先天性風しん症候群(CRS)」の児が生まれる可能性があり、胎児死亡の報告もあります。
風しんもCRSも、効果的な治療法はなく、麻しんと同様にワクチンによる予防が最も重要です。
※風しんの定期予防接種対象者は、麻しんの対象者と同じです。
風しん患者の発生状況について
令和5年の風しん患者は、全国で12例報告(暫定値)されましたが、本県では報告されませんでした。
また、令和5年の先天性風しん症候群は、全国も、本県も報告がありませんでした。(本県はこれまで報告なし)。
特にこれまで風しんにかかっていない方、予防接種を受けていない方や妊娠適齢期の方は注意が必要です。
定期予防接種対象の方は確実に接種を受けていただくとともに、他の方も妊娠適齢期の方や予防接種歴不明の方など必要により、予防接種についてかかりつけ医師にご相談ください。
また、令和5年の先天性風しん症候群は、全国も、本県も報告がありませんでした。(本県はこれまで報告なし)。
特にこれまで風しんにかかっていない方、予防接種を受けていない方や妊娠適齢期の方は注意が必要です。
定期予防接種対象の方は確実に接種を受けていただくとともに、他の方も妊娠適齢期の方や予防接種歴不明の方など必要により、予防接種についてかかりつけ医師にご相談ください。
- 厚生労働省からの通知
- 乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチンの流通に係る対応について(協力依頼)(令和2年7月8日 厚生労働省健康課長通知)[109KB]
- 乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチンの流通に係る対応について(協力依頼)(平成31年4月26日 厚生労働省健康課長通知)[119KB]
- 乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチンの流通に係る対応について(協力依頼)(平成31年2月19日 厚生労働省健康課長通知)[882KB]
- 風しんの届出数の増加に伴う対策について(協力依頼)(平成30年12月7日 厚生労働省健康課長、結核感染症課長及び母子保健課長通知)[66KB]
- 乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチンの流通に係る対応について(協力依頼)(平成30年10月30日 厚生労働省健康課長通知)[1037KB]
- 風しんの届出数の増加に伴う対策について(協力依頼)(平成30年10月2日 厚生労働省健康課長及び結核感染症課長通知)[1299KB]
- 風しん対策に関する通知発出のお知らせ(平成30年10月2日 厚生労働省結核感染症課通知)[439KB]
- 風しんの届出数の増加に伴う注意喚起について(協力依頼)(平成30年8月14日 厚生労働省結核感染症課長通知)[92KB]
- 職場における風しん対策について(通知)(平成30年2月20日 厚生労働省結核感染症課長通知)[122KB]
- 風しんに関する特定感染症予防指針の一部改正について(通知)(平成29年12月21日 厚生労働省結核感染症課長通知)[450KB]
- 市町村等において風しんの予防接種の助成事業を開始する場合の対応について(協力依頼)(平成25年7月2日 厚生労働省結核感染症課長通知)
- 風しんワクチンの安定供給対策について(協力依頼)(平成25年7月2日 厚生労働省結核感染症課長通知)
- 「風しんの任意の予防接種の取扱いについて(協力依頼)」(平成25年6月14日 厚生労働省結核感染症課長通知)
- 「妊産婦検診等における母子感染対策について(情報提供)」(平成25年5月21日 厚生労働省事務連絡)
- 「職域における風しん対策について」(平成25年4月26日 安全衛生部労働衛生課長通知)
- 「先天性風しん症候群の発生予防等を含む風しん対策の一層の徹底について(情報提供及び依頼)」の一部改正について(平成25年2月26日 厚生労働省結核感染症課長通知)
- 先天性風しん症候群の発生予防等を含む風しん対策の一層の徹底について(情報提供及び依頼)(平成25年1月29日 厚生労働省結核感染症課長通知)
- 風しん対策の更なる徹底について(依頼)(平成24年7月19日 厚生労働省結核感染症課長通知)
- 風しん患者の地域的な増加について(平成24年5月25日 事務連絡)*別添資料省略
麻しん・風しんの予防接種について
麻しん・風しんの定期予防接種については、お住まいの市町村予防接種担当課にお問い合せください。
本県における麻しん風しん予防接種の実施状況
- 令和5年度 市町村別麻しん風しんワクチン接種率(第1期・第2期)[167KB] R6.9. 一部修正
- 令和5年度 市町村別月別麻しん風しんワクチン接種率(第1期・第2期)[174KB] R6.9 一部修正
- 令和5年度 保健所管轄別麻しん風しんワクチン接種率(第1期・第2期)[159KB] R6.9 一部修正
- 令和5年度 月別麻しん風しんワクチン接種率(第1期・第2期グラフ)[88KB] R6.9 一部修正
- 令和4年度 麻しん風しんワクチン接種率(第1期・第2期)[294KB]
- 令和3年度 麻しん風しんワクチン接種率(第1期・第2期)[294KB]
- 令和2年度 麻しん風しんワクチン接種率(第1期・第2期)[292KB]
- 令和元年度 麻しん風しんワクチン接種率(第1期・第2期)[806KB]
- 平成30年度 麻しん風しんワクチン接種率(第1期・第2期)[808KB]
- 平成29年度 麻しん風しんワクチン接種率(第1期・第2期)[597KB]
- 平成28年度 麻しん風しんワクチン接種率(第1期・第2期)[568KB]
関連情報
風しんの流行は突然やってきます
(PDF) (厚生労働省)
風しんの排除には君たちの行動が必要なのさ
(PDF)(厚生労働省)
抗体を忘れずに
(PDF)(厚生労働省)
お子さんの風しんワクチンは2回。
(PDF)(厚生労働省)
妊娠1ヶ月で50%以上
(PDF 526KB)(厚生労働省)
生まれてくる赤ちゃんのために「風しんワクチン」
(PDF 953KB)(厚生労働省)