土木施工管理・測量科

　建設現場ではICT技術の導入が進められています。それに対応した科目「ドローン測量実習」を新設します。ドローンの飛行や空撮写真から3次元データの作成を行う等、最新の技術を学ぶことができます。

　土木施工管理・測量科の訓練は、カリキュラムの約7割が実習時間です。建設現場を想定し、超実践的な訓練を行います。土木施工管理では、実際に構造物を作成しながら、着工から完成までを一連の流れを通して学ぶことができます。また、測量では1年次、2年次の各年次において郊外にある森林公園に赴き、起伏のある場所にて実習を行います。

　当科では、外部から専門家を講師として招き、ドローンの操縦技術や周辺知識として機体の構造や法令などについても学んでいます。ここ数年、ドローンを使った測量が実際の現場でも活用されていて、企業からも「ドローン操縦」を職務内容とする求人をいただくほどです。こうした新技術に触れることで、学生たちの職業選択の幅が広がればと思います。

土木施工管理（現場監督）に必要な1級土木施工管理技士補や測量技術者に必要となる測量士補の資格取得を目標としています。

1級土木施工管理技術検定（第一次検定）　→　2年次に受検
測量士補　→　2年次に受験
無人航空機操縦士（一等）　→　2年次に受験



資格取得のためのカリキュラムが設定され、上記の資格取得率は、毎年全国平均以上の合格率となっております。