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更新日付:2025年3月11日 DX推進課
令和6年度「デジタルトランスフォーメーション推進事業」実績一覧
デジタルトランスフォーメーション推進事業の概要
県では、青森県DX総合窓口を中心とした体制により、県内事業者の新ビジネスの創出、経営革新、基盤となる人財の育成・確保など、必要な取組を多面的に支援しています。
デジタル化・DXに関する総合的支援体制
青森県DX総合窓口の運営
県内事業者のデジタル技術を活用した新ビジネス創出や事業者の経営革新を支援し、本県産業のDXを推進することを目的として、県内事業者の皆様のDXに関する相談にワンストップで対応する「青森県DX総合窓口」を開設しています。
青森県DX先行モデル創出支援事業費補助金
県内産業のDXを牽引する先行モデルを創出し、県内企業へのDXの波及効果を高めるため、県内の中小企業者が行う、デジタル技術の活用によりビジネスに変革を起こし、企業価値を高める新商品・新サービスなど新ビジネスの創出や、デジタルマーケティングなど新たな顧客の獲得に向けた取組に要する経費について補助しました。
令和6年度に実施した取組の概要については以下をご覧ください。
灯油タンクスマートセンサーを活用した灯油配送効率化による事業多様化への対応
【事業の目的】
自社の課題である灯油配送業務効率化をデジタル技術の活用により実現することで、経費の削減や今後見込まれる人員減少への対応の他、灯油使用器具販売等の営業活動や新たな取り組みとして令和6年度より実施を始めた地域宅配サービス(三河屋構想)における新規顧客の獲得に向けて時間を有効活用していくことを目的とする。
【事業の内容】
顧客の保有する灯油タンクにスマートセンサーを設置することで灯油の残量管理を行い、配送効率の向上を図る。また、残量のデータを集計することで、配送効率の向上のみならず灯油使用機器の販売営業の効率向上や、別途手掛ける地域宅配サービスの拡充などのビジネス変革につなげていく。
【取組結果】
①灯油配送業務効率化
・灯油センサーを活用した情報管理により、各部署からリアルタイムで数量を確認できるようになったことで、データに基づいた配送計画の作成と効率的な配送が可能となり、コスト削減を実現した。
<取組効果(想定)>
●ローリー車稼働削減効果 ▲100万円(年)
●灯油配送人件費削減効果 ▲200万円(年)
②地域宅配サービス連動
・灯油配送業務の効率化に加えて、生活必需品(水、米、備蓄品など)および自社取り扱い商品の試験販売(酒、醤油など)を行い、販売データの分析、顧客満足度の向上及び顧客単価の増加に繋げた。
<取組効果(想定)>
●地域宅配サービスによる販売<売上見込み> 100万円(年)
③灯油タンク残量確認システムの導入
・灯油センサーを導入し、システムと連動させることで、灯油の残量データ管理が可能となり、効率的な在庫管理が実現した。
・これまで別々に管理していた顧客情報をコード番号によってシステムで一元管理することが可能となり、情報の統合と業務の効率化を実現した。
<取組効果(想定)>
●システム等の導入による事務効率化 ▲100時間(年)
まちイベントのDX化ポータルサービス「イベントミツケタ」
【事業の目的】
地域(まち)イベントのDXを推進し、地域活性化を実現することを目的に、主催者のイベント情報の周知の効率化、参加者に効果的な情報を提供する双方向のニーズをDXで繋げることで、地域経済とコミュニティの活性化を促進する地域プラットフォーム「イベントミツケタ」を設立し、新たなビジネスや新規顧客の開拓に繋げる。
【事業の内容】
オンライン上のポータルサイト「イベントミツケタ」を通じて、大小関わらず、地域の取り組みを掘り起こす。サイトでは、イベントの開催情報、参加方法、交通アクセス案内、写真・映像、参加者の体験談などを充実させ、利用者が簡単に情報を取得できる環境を提供する。さらに、SNS連携や定期的なメールマガジン配信を通じて広報活動を強化し、地域のイベントへの参加者数を増加させ、地域全体の活性化を促進する「まちを元気にする小さな活動」から地域へつないでいくことを重点にアプローチしていく。
【取組結果】
①地域プラットフォーム「イベントミツケタ」の設立
・社内でプロジェクトチームを立ち上げ、地域プラットフォーム「イベントミツケタ」の設立に向け、プロジェクト立案や計画の策定、システム・サイトのデザインまで実施し、ユーザーに寄り添った機能やデザインにすることができた。
・また、イベント関係の業務(営業活動、広報物の作成等)の一部をプラットフォームに統合した。プラットフォームの運営・管理については、FAXや紙原稿といったアナログ原稿からフォームを使ったデジタルデータに変更することで業務の効率化に取り組んだ。
<取組効果(想定)>
●業務時間・人件費の削減<営業・広報の対面業務効率化> ▲320時間(▲96万円)(年)
●事務業務・運営人件費の削減<紙原稿のデジタル化> ▲160時間(▲48万円)(年)
②営業・広報活動によるイベント主催者や利用者の確保
・今後のプラットフォーム運用や営業展開のため、主に弘前市や津軽地域について市場調査、PR活動を委託し、まちの小さなイベントを掲載する情報サイトは需要があること、市場ニーズにおいて、主催者はPRのほか、イベントの手配物などの準備も含めて必要としていることが分かり、今後のサービス展開としての需要が見えた。
・PR活動の委託の中で商工会議所会員へのチラシ配布やSNS広報のほか、既存顧客、官公庁、自治会などに訪問して説明を行い、主催者や利用者を確保した。
・まずは、掲載団体を集め、情報の集積や分析を進めることで、ユーザーにとって魅力的なサイトを構築してエンドユーザーの集客に繋げる。集客見込みが立てば、広告の掲載や有料オプションの効果も期待できることから収益化に繋がると考えられる。
<取組効果(想定)>
●地域プラットフォームの運営・販売<収益性> 100万円(年)
(■有料オプション(内訳)チラシ等印刷物70万、その他HPや動画などのメディア制作10万、広告収入20万)
DXに向けたきっかけづくりセミナーの開催
県内中小企業者を対象に、DXの推進に向けた取組のきっかけづくりを目的として、経理のデジタル化に関するデジタルツールや補助金の紹介、クラウドの活用方法、県内企業のデジタル化・DX事例紹介などを行いました。
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令和6年7月25日(木) オンライン開催:経理のデジタル化を成功へ導く!税理士が語る戦略的なツール導入
[842KB]
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令和6年8月21日(水) つがる市商工会:【業務効率化】今日からはじめるデジタル入門講座
[98KB]
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令和6年8月22日(木) 鰺ヶ沢町商工会:【業務効率化】今日からはじめるデジタル入門講座
[103KB]
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令和6年9月25日(水) 藤崎町商工会:【業務効率化】今日からはじめるデジタル入門講座
[102KB]
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令和6年9月26日(木) 平川市・大鰐町商工会:【業務効率化】今日からはじめるデジタル入門講座
[103KB]
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令和6年10月11日(金) むつ市川内町・大畑町商工会:【業務効率化】今日からはじめるデジタル入門講座
[105KB]
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令和7年1月16日(木) オンライン開催:本格的な人手不足に”備える”DX!卸売・小売業のためのかんたんデジタル化ステップ
[143KB]
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令和7年2月20日(木) オンライン開催:青森県内の”デジタル化・DX事例”まるわかりセミナー
[796KB]
支援機関向けセミナーの開催
支援機関職員(商工団体、普及指導員等)を対象に、県内事業者からのDXなどの相談に対応するために必要な知識等の習得を目的としたセミナーを開催しました。(商工団体等向け:3回、普及指導員向け:3回)
- 市村淳一氏((株)ミュートネット 代表取締役、
北海道ITコーディネータ協議会 会長)による講演
産業DX推進フォーラムの開催
県では、令和6年9月3日(火)に、DXに関する知識や必要性についての講演や、県内企業のDX事例を紹介する「産業DX推進フォーラム」を開催しました。
オープニングでは、宮下知事が「変革への翼、DX」と題し、プレゼンテーションを行いました。
続いて、桜美林大学教授の坂田淳一氏による基調講演では、IT化とデジタル化の違いを始め、中小企業のビジネスにおけるデジタル化の必要性や、IoT・AIを業務に活用するためのデータ蓄積の必要性などについて、ご講演いただきました。
また、県内企業3社によるDX事例の紹介では、県内企業が抱える課題に対して、デジタル技術をどのように活用し、課題解決に至ったのかなどをご説明いただきました。
当日は会場とオンラインを合わせて、170名を超える方々にご参加いただき、盛況に終わりました。
- 宮下知事によるショートプレゼン
- 桜美林大学 坂田淳一氏による基調講演
デジタル人財の育成・確保
ビジネスデータ活用実践ワークショップの開催
県では、県内企業の経営者等がデータ活用の必要性を理解し、優先的に取り組む課題をデータ活用により発見・解決するスキルについて学ぶためのワークショップを実施しました。
ワークショップ募集チラシ[1310KB]
概要説明資料(ワークショップ)[1044KB]
- 1日目_講師による説明の様子
- 2日目_ワークショップの様子(1)
- 2日目_ワークショップの様子(2)
デジタル技術体験研修の開催
県内事業者のデジタル担当者等を対象に、プログラミング経験を必要としないノーコードツール等の体験を通じて、デジタルツールの有効性を実感し、自社の業務効率化や生産性の向上に取り組むための実践的なスキルを身に付けることを目的として、青森市と八戸市の2会場で実施しました。
研修では、DXの概要説明や、様々なデジタルツールのデモ、DocuWorks(ドキュワークス)およびkintone(キントーン)のハンズオン(操作体験)を実施しました。
令和6年度デジタル技術体験研修チラシ[509KB]
- DocuWorks(ドキュワークス)の
解説・操作体験の様子 - kintone(キントーン)の
解説・操作体験の様子 - デジタルツールの展示
(kintoneとonboardの連携)
セキュリティ対策セミナーの開催
県内事業者のセキュリティ担当者等を対象に、デジタル技術を安全に活用できる人財を育成することを目的として、情報セキュリティの事件・事故の最新動向や、事故発生時に対応する体制などについて学習するセミナーを管理編、対策編に分けて開催しました。
サイバーセキュリティ人財育成研修 チラシ[3458KB]
- セキュリティ管理研修(オンライン)の様子
- セキュリティ対策研修の様子
大学・専門学校でのIT業界研究会の開催
県内の大学・専門学校と連携して、県内IT業界への関心を高めるために、県内に事業所を有するIT企業の人事担当者や若手社員等が、県内IT業界の動向や自社での働きがい、青森での暮らしなどについて講話を実施しました。
【令和6年度実施校:青森大学、八戸工業大学、八戸学院大学、S.K.K情報ビジネス専門学校、アレック情報ビジネス学院】
高等学校における出前授業の開催
県内高校と連携し、県内IT企業が、高校生に対してIT分野の実践的な出前授業を実施することにより、県内高校生のIT関連産業への興味・関心を高め、高校生のIT分野における県内就職を促進することを目的として、出前授業を実施しました。
【令和6年度実施校:青森商業高等学校、弘前実業高等学校、三沢商業高等学校、八戸商業高等学校、十和田工業高等学校】
首都圏デジタル人財との交流会の開催
県内企業におけるデジタル人材の確保を促進するため、本県での仕事や生活に興味がある首都圏等のデジタル人材を対象に、首都圏及び県内において交流会を実施しました。(首都圏:2回、県内:4回)
詳細は、下記のページをご覧ください。
★デジタル人財交流会