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更新日付:2012年3月30日 エネルギー開発振興課
あおもり地中熱ホームページ[東京スカイツリー]
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現在、建設中の新しい電波塔、東京スカイツリーR(低層部)及び周辺の商業地区等で、地中熱を利用した冷暖房の為の熱供給システム(注1)を導入している。
このシステムを導入することで、省CO?、省エネルギー、ヒートアイランド抑制、防災性の向上等が見込まれる。
熱供給システムは、夜間電力を利用した熱源機で冷温水を製造し、地下に設置した4つの水蓄熱槽に貯水畜熱を行う。さらに、日中の冷暖房に利用することで、夏・冬の昼間ピーク時の電力は個別方式に比べ40~50%削減、また年間CO?排出量約48%減、約3,391tまで削減が見込まれる。
また、メインプラント稼動時の年間総合エネルギー効率(COP)(注2)は1.35以上を目標としている。 (国内の熱供給のCOP平均値は0.749 )
(参考:東京スカイツリー公式HP)
このシステムを導入することで、省CO?、省エネルギー、ヒートアイランド抑制、防災性の向上等が見込まれる。
熱供給システムは、夜間電力を利用した熱源機で冷温水を製造し、地下に設置した4つの水蓄熱槽に貯水畜熱を行う。さらに、日中の冷暖房に利用することで、夏・冬の昼間ピーク時の電力は個別方式に比べ40~50%削減、また年間CO?排出量約48%減、約3,391tまで削減が見込まれる。
また、メインプラント稼動時の年間総合エネルギー効率(COP)(注2)は1.35以上を目標としている。 (国内の熱供給のCOP平均値は0.749 )
(参考:東京スカイツリー公式HP)
熱供給システムの概要
名称 | 東京スカイツリー地区熱供給システム |
所在地 | 東京都墨田区業平橋・押上地区及び周辺 (タワー、商業施設及びその周辺の約10.2ha) |
工事時期 | 2008年4月~2012年3月(予定) (東京スカイツリータウンR2012年5月22日開業予定) |
供給建物用途 | 自立式電波塔(低層部)、 商業施設、事務所、アミューズメント施設他 |
システム用途 | 冷暖房 |
地中熱利用システム区分 | 基礎杭方式(注3) ボアホール方式(注4) |
杭径・掘削径 | 基礎杭方式…杭径1,900~2,200mmΦ、杭長18.6m、6本 ボアホール方式…掘削径179mmΦ、掘削深度120m、掘削本数21本 |
発注者 | (株)東武エネルギーマネジメント |
施工者 | プラント部分…新菱冷熱工業(株) 地中熱利用部分…大成建設(株)、(株)大林組(三菱マテリアルテクノ(株)) 地域導管新設部分…大林・東武谷内田建設JV、新菱冷熱工業(株) |
注1)熱供給システム…地域冷暖房システム、またはDHC(District Heating & Cooling)
とも称する。1か所または複数のプラントで冷水、温水等を作り、地域内に導管を通し、一定地域内に冷暖房や給湯を供給するシステムのこと。省CO?、省エネルギー、経済性の面など多くのメリットが見込まれる。2011年11月現在、東京都竹芝ふ頭再開発地区及び周辺(商業施設、ホテル等)、東京都文京区後楽1丁目(娯楽施設、ホテル等)をはじめ全国に141地区存在し、環境保全対策の切り札として、熱供給システムをはじめとしたエネルギーの面的利用に期待が寄せられている。
注2)COP…Coefficient of Performance(成績係数)のこと。冷凍機、ヒートポンプ、ボイラー等の年間入力エネルギー(電気・ガス等)に対する年間出力エネルギー(冷水・温水等)の比を表し、エネルギー効率の目安として使われる数値。数値が大きいほど高効率であることを示している。
COP = 年間出力エネルギー ÷ 年間入力エネルギー
注3)基礎杭方式…基礎杭を利用、杭に採放熱用のチューブを取り付ける方式。
注4)ボアホール方式…地下に掘削した垂直孔の中に採放熱用のチューブを挿入する方式。
注2)COP…Coefficient of Performance(成績係数)のこと。冷凍機、ヒートポンプ、ボイラー等の年間入力エネルギー(電気・ガス等)に対する年間出力エネルギー(冷水・温水等)の比を表し、エネルギー効率の目安として使われる数値。数値が大きいほど高効率であることを示している。
COP = 年間出力エネルギー ÷ 年間入力エネルギー
注3)基礎杭方式…基礎杭を利用、杭に採放熱用のチューブを取り付ける方式。
注4)ボアホール方式…地下に掘削した垂直孔の中に採放熱用のチューブを挿入する方式。
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