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更新日付:2017年1月13日 自然保護課
芦野池沼群県立自然公園
芦野池沼群県立自然公園は、昭和33年に区域指定され、昭和58年の一部変更を経て、
現在は中泊町の大沢内溜池と五所川原市の藤枝溜池(芦野湖)の周辺、
612ヘクタールが公園となっています。
普通、県立自然公園は、良好な景観を持つ山地や海岸地域が中心となっていますが、
芦野池沼群のように平地でしかも人工の溜池を中心にするという例はそう多くありません。
この溜池の水により、水辺・水生植物群落が極めて良好な状態にあることは、
学術上も貴重であるとされています。
現在は中泊町の大沢内溜池と五所川原市の藤枝溜池(芦野湖)の周辺、
612ヘクタールが公園となっています。
普通、県立自然公園は、良好な景観を持つ山地や海岸地域が中心となっていますが、
芦野池沼群のように平地でしかも人工の溜池を中心にするという例はそう多くありません。
この溜池の水により、水辺・水生植物群落が極めて良好な状態にあることは、
学術上も貴重であるとされています。
芦野公園は、津軽半島随一の桜の名所で、「日本の桜名所百選」にも選ばれています。
園内には、約1,500本の桜があり、
芦野湖面に垂れる薄紅の桜や吊り橋の風景が落ち着いた風情を醸し出しています。
また、文豪・太宰治ゆかりの地として、銅像や記念碑が設置されています。
園内には、約1,500本の桜があり、
芦野湖面に垂れる薄紅の桜や吊り橋の風景が落ち着いた風情を醸し出しています。
また、文豪・太宰治ゆかりの地として、銅像や記念碑が設置されています。
芦野池沼群県立自然公園の特徴
地形・地質
大沢内地区は、大沢内ため池と標高50m程度の丘陵地から成り、ため池が丘陵地に向かって放射状に刻まれた形状をなしているのが特徴です。
芦野地区は、やや放射状の藤枝ため池とその周辺の標高30m程度の丘陵地から成る地域です。
両地区の地質は共通しており、新生代新三紀鮮新世の蟹田層、金木段丘、沖積層の3つの岩層に分けられます。
芦野地区は、やや放射状の藤枝ため池とその周辺の標高30m程度の丘陵地から成る地域です。
両地区の地質は共通しており、新生代新三紀鮮新世の蟹田層、金木段丘、沖積層の3つの岩層に分けられます。
植生
大沢内ため池には、エゾノミズタデ、ミツガシワ群落が見られ、背後の丘陵地一帯はミズナラ-カシワ-コナラ群落を主体とし、スギの植林地が点在しています。
藤枝ため池は、挺水植物のコウホネが見られ、周辺の丘陵地にはヤチハンノキ、ミズナラ等が見られます。
藤枝ため池は、挺水植物のコウホネが見られ、周辺の丘陵地にはヤチハンノキ、ミズナラ等が見られます。
野生動物
鳥類では、ウグイス、キジ、ヤマドリ等が生育し、哺乳類としては、アナグマ、タヌキ、キツネ、ノウサギ等が生息しています。
自然公園の区域
五所川原市と中泊町にまたがる612ヘクタールが自然公園になっています。
詳しい区域はこちらをご覧下さい。 公園計画図(規制対象区域図)PDFファイル 4499KB
詳しい区域はこちらをご覧下さい。 公園計画図(規制対象区域図)PDFファイル 4499KB