青森県肝疾患診療連携体制について

　青森県では、患者が適切な医療を受けられるよう肝疾患診療連携体制の整備をすすめています。
　現在「肝疾患診療連携拠点病院」及び「肝疾患に関する専門医療機関」を指定しており、この医療機関を中心とした診療ネットワークを今後、充実させていくこととします。

本県では、弘前大学医学部附属病院が指定されています。
なお、院内には肝疾患相談センターが設置されており、患者さんやご家族からの相談に応じています。

本県では、県内12医療機関が「肝疾患に関する専門医療機関」として指定されています。

（肝疾患に関する専門医療機関）
（1）専門的な知識を持つ医師による診断と治療方針の決定
（2）肝炎患者の状態に応じた抗ウイルス療法を適切に実施し、治療後もフォローアップできる。
（3）肝がんの高危険群の同定と早期診断の適切な実施

＊なお、肝疾患診療連携拠点病院は、これらの要件を全て満たし、更に相談支援を行うなど、県内ネットワークの中心的な役割を担う医療機関となります。

肝炎ウイルス検査を実施した場合はその結果を説明し、必要に応じて専門医に紹介することが，より多くの感染者を早期に発見し，早期治療に繋ぐために大きな役割を果たすと考えられます。そのため、青森県肝疾患診療連携拠点病院等連絡協議会において、簡易的な紹介状として「Ｂ型・Ｃ型肝炎ウイルス陽性者　診療情報提供書」の様式を作成しましたので、ぜひ御活用いただきますよう、よろしくお願いいたします。

【B型・C型肝炎ウイルス陽性者 診療情報提供書】様式(PDF)[335KB]

【B型・C型肝炎ウイルス陽性者 診療情報提供書】様式(Exel)[20KB]

無料肝炎ウイルス検査のお知らせ
肝炎治療医療費助成（インターフェロン・核酸アナログ製剤）のお知らせ
肝炎総合対策の推進（厚生労働省）
国立研究開発法人国立国際医療研究センター肝炎情報センター