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更新日付:2024年5月16日 保健衛生課
青森県 STOP AIDS
STOP AIDS TOP | HIV / AIDSとは | Q&A | 発生状況 |
予防について | 相談・検査 | 医療について | Link |
- R6.5.16 6月1日~7日はHIV検査普及週間です!
- R6.3.4 インターネット予約ページ(エイズ・性感染症検査)を更新しました
- R6.3.4 「相談・検査」のホームページを更新しました
- R5.11.29 12月1日は「世界エイズデー」です
- R5.5.10 6月1日~7日は「HIV検査普及週間」です!
- R5.3.31 「青森県HIV感染予防薬配置要領」及び「青森県HIV感染予防薬内服マニュアル」を掲載しました
- R4.4.25 「発生状況」のホームページを更新しました
- H30.1.18 「後天性免疫不全症候群に関する特定感染症予防指針」が改正されました(厚生労働省)
- H30.1.18 「性感染症に関する特定感染症予防指針」が改正されました(厚生労働省)
メッセージ
私たちの青森県においても、残念ながら決して例外ではありません。青森県では、平成元年から29年12月までに、88名の方がHIVに感染し、又はエイズを発病した旨の届出がなされています。
しかし、必要以上に、エイズを恐れることはありません。HIV・エイズは日常生活の中で感染することはありませんし、また、正しい対処をすれば防ぐことができます。
また、HIVに感染している人は、決して特別な人ではありません。しかし、エイズ患者・HIV感染者に対する差別・偏見がいまだに存在しており、これらの人たちが生活していくうえで、大きな障害になっています。
県民のみなさん、エイズについての正しい知識をしっかりと身につけて、感染の予防に努めるとともに、HIV感染者やエイズ患者の方々への偏見や差別をなくしていきましょう。
■HIV検査目的の献血は絶対にやめましょう!!
献血された血液は、輸血の際の安全確認のため、さまざまなチェックをうけます。しかし、現行の技術では100%の安全性を確保できません。
HIV感染直後の血液は、検査で感染を判別できない期間(ウインドウ・ピリオド)があり、その期間の血液が紛れ込んでいると、安全確認のチェックをすり抜け、輸血を受けた患者さんにHIVを感染させてしまう恐れがあるからです。
輸血される方の安全を第一に考え、HIV検査目的の献血は絶対にやめましょう!
青森県の取組
エイズは、HIVに感染することにより引き起こされる病気ですが、現在のところ、ワクチン等による予防接種や根本的治療方法がありません。
そのため、青森県では、エイズに関する正しい知識やHIVに感染しないための予防方法等の普及啓発を行い、発生予防及びまん延防止、感染者等に対する偏見・差別のない社会づくりを推進するとともに、保健所における匿名・無料の相談・検査体制の充実、総合的・専門的な治療を行うための医療提供体制の充実を図っています。
詳しくは、以下のとおりです。
正しい知識の普及啓発
世界エイズデー(12月1日)やHIV検査普及週間(6月1日から7日)に向けて、ポスターを掲示するなど、エイズに関する正しい知識の普及啓発を実施しています。
また、県内の高校生を対象とした「エイズ・性感染症に関する意識調査」を実施することにより、正しい知識や情報の提供を行っています。
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「世界エイズデー」
とは
WHO(世界保健機関)は、1988年に世界的レベルでのエイズまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的として、12月1日を“ World AIDS Day ”(世界エイズデー)と定め、エイズに関する啓発活動等の実施を提唱しています。
→ 「世界エイズデー」の情報はこちら
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「HIV検査普及週間」
とは
「後天性免疫不全症候群に関する特定感染症予防指針」の趣旨を踏まえ、国や都道府県等が、利便性の高い場所や時間帯に配慮した検査を実施するなど、利用の機会を拡大するとともに、広く国民に対して、検査・相談体制に係る情報提供を含む普及啓発を行い、HIV検査の浸透・普及を図る機会とするために、毎年6月1日から7日を「HIV検査普及週間」として国が定めています。
→ 青森県における取組はこちら(6月1日~7日はHIV検査普及週間です!)
青森県HIV医療講習会
地域の医療機関におけるHIV感染者・エイズ患者の受け入れを促進し、必要な医療の環境を整備することを目的とし、医療従事者等を対象としたHIV医療に関する知識や医療技術、感染予防等に関する講習を、公益社団法人青森県医師会と共催で開催しています。
相談・検査体制の充実
青森県では、エイズ発症前にHIV感染を早期に発見し、治療につなげるために、県内の保健所における相談・検査体制の充実を図っています。
エイズ相談専用電話の設置
県内の各保健所では、エイズ相談専用電話を設置し、エイズ・性感染症に関する病気や不安についての相談のほか検査の申込みを受け付けています。
各保健所の専用電話の番号については、「相談・検査」をご覧ください。
匿名・無料のエイズ検査
県内の各保健所では、
匿名・無料
でHIVに感染しているかどうかを調べる検査を実施しています。プライバシーには十分配慮し、より利便性の高い夜間検査(保健所の営業時間外での検査)や即日検査(その日のうちに結果がわかる検査)も実施しています。
また、希望する場合には、性感染症の性器クラミジア感染症・梅毒についても、同時に匿名・無料で検査できます。
各保健所の詳しい検査日時については、「相談・検査」をご覧ください。
人材育成
公益財団法人エイズ予防財団等が開催する相談・検査対応に係る研修会へ保健所職員及び医療従事者等を派遣し、エイズ相談・検査対応の資質向上を図っています。
医療提供体制の充実
青森県では、HIV感染者・エイズ患者に適切な医療を提供するために、「エイズ治療拠点病院」に4つの病院を指定するとともに、エイズ治療に携わる医療従事者等を研修会に派遣し、エイズ治療の資質向上を図っています。
各拠点病院の連絡先等については、「医療について」をご覧ください。
エイズ治療拠点病院の診療体制の充実
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エイズ治療・研究開発センター研修
国立国際医療研究センターエイズ治療・研究開発センターにおいて開催される研修会に、エイズ治療拠点病院の医療従事者で希望する方を派遣しています。
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東北ブロック・エイズ治療拠点病院等連絡会議
東北地区のブロック拠点病院である(独)国立病院機構仙台医療センターにおいて開催される連絡会議に、県内のエイズ治療拠点病院の医療従事者等を派遣しています。
HIV感染予防薬の配置
青森県では、医療従事者等が針刺し事故等によりHIVに感染した血液等の感染性体液に曝露した場合に、迅速にHIV感染の予防が図られるよう、エイズ治療拠点病院等にHIV感染予防薬(抗HIV薬)を配置しています。
詳細については、「医療について」をご覧ください。
エイズ対策推進のための体制の確保
青森県エイズ対策推進協議会の設置
青森県では、エイズ対策に係る普及啓発活動や関係機関の連携等について協議し、総合的な推進を図るため、平成25年(2013年)に、エイズ治療拠点病院や医療関係団体、教育関係団体、法律関係団体で構成する 「青森県エイズ対策推進協議会」 を設置し、運営しています。
特定感染症予防指針
- 【通知】後天性免疫不全症候群に関する特定感染症予防指針の全部改正について(平成30年1月18日付け健感発0118第1号)[120KB]
- 【概要】後天性免疫不全症候群に関する特定感染症予防指針改正のポイント[126KB]
- 【全文】後天性免疫不全症候群に関する特定感染症予防指針(平成30年1月18日)[266KB]
- 【参考】後天性免疫不全症候群に関する特定感染症予防指針新旧対照表[515KB]
- 【通知】後天性免疫不全症候群に関する特定感染症予防指針の改正に係る留意事項について(平成30年1月18日付け健感発0118第5号)[67KB]
- 【参考】HIV検査の実施について(平成5年7月13日付け健医感発第78号)[44KB]