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更新日付:2023年12月18日 地域生活文化課
青森プロボノチャレンジ
「青森プロボノチャレンジ」は、県内の各地域で活動を行っているNPO等に対し、プロボノが運営体制等の活動基盤強化を支援する実践的プログラムです。
支援する側・される側の双方が、最も効果的に連携できるよう、目標を明確に設定し、具体的かつ実用性の高い成果物を提供とする「プロジェクト型支援」を行います。
2023年度の実施状況
合同成果報告会(11月18日)
2か月間のプロジェクトを終え、令和5年11月18日、各チーム毎に支援先団体に成果物の説明を行う「成果提案ミーティング」を行い、その後、参加者(プロボノワーカー)、支援先団体及び連携市町村の担当者が参加し、各チームの成果を発表し合う「合同成果報告会」と各チームのプロボノワーカー同士がプロジェクトを振り返る「振り返り会」を開催しました。
なお、中間情報共有会に引き続き、会場参加とオンライン参加のハイブリッド型での開催としました。
〇日時
<成果提案ミーティング>
令和5年11月18日(土)10時~12時
<合同成果報告会>
令和5年11月18日(土)13時~15時
<振り返り会>
令和5年11月18日(土)15時~15時30分
〇会場:新町キューブ(青森市)
〇内容:
<成果提案ミーティング>
各チーム毎に、支援先団体に成果物の提案と説明を行いました。
すべてのチームにおいて、支援先団体から成果物のご承諾をいただきました。
<合同成果報告会>
各チームのプロジェクト進行の様子や成果物について、参加者全体に向けて発表を行いました。
成果物の発表の後は、プロボノチャレンジへ参加した感想として、ワーカーがお一人ずつ「私にとってプロボノとは?」を発表しました。
また、支援先団体からのコメントもいただきました。
<振り返り会>
各チーム毎に、プロジェクトの振り返りとして、メンバーの良いところを誉めあう、相互フィードバックを行いました。
※この事業は、認定NPO法人サービスグラント(東京都)との協働により実施しています。プロジェクトの様子はサービスグラントホームページにも掲載されています。
- 成果提案ミーティングの様子
- 合同成果報告会での記念撮影
中間情報共有会(9月30日)
中間情報共有会は、プロジェクト進行期間の折り返し地点で、各チームの進捗状況や課題等について、プロボノワーカー同士がチーム横断で情報共有を行いました。
チームや個人が抱える悩みや不安を相互共有し、改めてゴールに向かってプロジェクトを進めるためのモチベーションにつながったようです。
なお、キックオフミーティングに引き続き、会場参加とオンライン参加のハイブリッド型での開催としました。
〇日時:令和5年9月30日(土)13時30分~15時30分
〇会場:新町キューブ(青森市)
〇内容:
1. 各チームの進捗状況発表(全体)
2. グループワーク(1)(良い点・課題点の共有)
3. グループワーク(2)(課題点への解決策の検討)
4. 全体共有
5. グループワーク(3)(プロジェクトチーム毎で検討)
オリエンテーション・キックオフミーティング(9月2日)
青森プロボノチャレンジ2023では、県内外からプロボノワーカー19名が参加し、4チームを編成して4団体を支援することとなり、午前は、これから約2か月間一緒に活動するチームメンバー同士の初顔合わせやプロジェクトの進め方、役割分担などを行うオリエンテーション、午後は、支援先団体との初顔合わせとプロジェクトの進め方などを確認するキックオフミーティングを行いました。会場に参加できないメンバーもオンラインで参加し、終始賑やかで活発な時間となりました。
〈今後の予定〉
9月30日(土)中間情報共有会(各チームの進捗状況や課題等をプロボノワーカー同士で情報共有)
10月中旬 各チームから団体に対する中間提案ミーティング(団体と成果物の方向性の確認)
11月18日(土)成果提案ミーティング(支援先団体に成果物の説明)、合同成果報告会(各チームの成果を発表)
青森プロボノチャレンジ2023 あおもりプロボノセミナー(説明会)
プロボノがNPO等の活動支援にチャレンジする青森プロボノチャレンジ2023の実施に先立ち、プロボノの基礎知識や青森プロボノチャレンジの趣旨、今年度の支援先団体及び支援内容等を紹介する「あおもりプロボノセミナー(説明会)」を開催しました。
青森プロボノチャレンジ2023 連携市町村及び支援先団体
青森プロボノチャレンジ2023では、まず、県内市町村に対し、プロボノ活動で自市町村内のNPO等の活動を応援したい市町村を募集、連携市町村として決定しました。次に、連携市町村から、それぞれ支援先団体を推薦していただき、県が支援先団体として決定しました。
今年度の連携市町村は、青森市、弘前市、つがる市、南部町の4市町、支援先団体は次のとおりです。
連携市町村及び支援先団体
No. | 連携市町村名 | 団体名 | 支援内容 |
---|---|---|---|
1 | 青森市 | 青森大学ぬい撮り倶楽部 | 「ぬい撮り」のステップアップに向けたInstagram投稿改善提案 |
2 | 弘前市 | NPO法人しののベース | イベント予約フローの整理と、オンラインフォーム導入・手順書作成 |
3 | つがる市 | NPO法人つがる夢庭志仙会 | 団体紹介ウェブサイトリニューアル(ジンドゥー) |
4 | 南部町 | NPO法人青森なんぶの達者村 | 「南部太ねぎ」販路拡大のための広報課題整理と提案 |
市町村連携型青森プロボノチャレンジ事業
市町村と連携した青森プロボノチャレンジ事業のスキームは以下のとおりです。
連携市町村の募集及び支援先団体の推薦
自市町村内のNPO等へのプロボノ活動の支援を促進することを目的として、県と連携する市町村を募集し、応募のあった市町村の中から、5つを連携市町村として決定します。
連携市町村は、募集等により支援先団体を1団体選定し、県に推薦するほか、支援先団体の支援内容を調整するためのヒアリング、キックオフミーティング等の行事に同席したり、必要に応じて支援先団体やプロボノチームへの助言等を行います。
推薦の対象となる団体
営利を目的としない社会貢献活動を行う団体で、連携市町村内に主たる事務所を置く団体とする。
(1)任意団体(市民活動団体)
(2)地域活動団体(町内会・自治会等)
(3)NPO法人
(4)社会福祉法人
(5)各種公益法人
(6)その他、青森県が個別に認めた団体(宗教団体、政治団体は対象外)
推薦の対象となる活動分野
地域共生社会の実現に資する以下の5分野に該当する活動を対象とします。
(1)高齢者又は障害者支援
(2)子育て支援
(3)地域活性化
(4)環境保全
(5)防災・安全対策
支援プログラム
団体の活動基盤強化につながる以下の支援プログラムのうち、約2ヶ月間の活動期間内で成果物の完成が可能なプログラムを、連携市町村と支援先の候補団体が協議の上、設定します。
(1)情報発信支援プログラム
ウェブサイト構築、SNS情報発信サポート、印刷物(団体紹介リーフレット等、ボランティア募集チラシ等)など
(2)寄付者拡大支援プログラム
営業資料作成、クラウドファンディング戦略など
(3)業務改善支援プログラム
活動運営マニュアル作成、作業効率化・会計業務改善提案など
(4)事業戦略支援プログラム
マーケティング基礎調査、課題整理、事業計画立案など
支援を受ける団体の費用
本事業による支援先団体に対する成果物は無償で提供しますが、次の費用は支援先団体の負担となります。
ただし、キックオフミーティング等、参加者(プロボノワーカー)と支援先団体全員が一堂に会する各行事については、県が会場を確保します。
(1)チラシ等印刷物支援の場合、印刷・配送等に係る諸費用
(2)有償画像素材等の購入に係る費用
(3)参加者(プロボノワーカー)との打合せ等で発生する支援先団体側の出席者の交通費、プロボノワーカーとの随時の打合せ等に係る施設使用料、茶菓等の費用
(4)その他、プロボノによる支援を受けることにより必要となる文房具等の消耗品費や雑費
No. | 年度 | 支援先団体 | 支援内容 |
---|---|---|---|
1 | 30 | NPO法人コミュサーあおもり | イベント運営マニュアル作成 |
2 | 30 | NPO法人ツル多はげます会 | 全国大会告知のためのサイト作成 |
3 | 30 | NPO法人子育てオーダーメイド・サポートこもも | 新規ヘルパー導入マニュアル作成 |
4 | 30 | NPO法人あおもりラジオくらぶ | 市民参加募集に向けたウェブコンテンツ作成 |
5 | 30 | CFS(慢性疲労症候群)支援ネットワーク | クラウドツール活用 |
6 | 31 | NPO法人循環型社会創造ネットワーク(CROSS) | 事業方針を検討するための課題整理 |
7 | 31 | 「親の時間」あおもり | チラシの作成 |
8 | 31 | NPO法人婆娑羅凡人舎 | イベント案内のためのランディングページ作成 |
9 | 31 | はちのへ女性まちづくり塾生の会 | 出前講座見直しのためのアンケート調査 |
10 | 31 | NPO法人コミュサーあおもり | フリースクール生徒募集のための説明資料 |
11 | R2 | NPO法人コミュサーあおもり | 利用者のニーズに応える運営をするためのマーケティング調査 |
12 | R2 | NPO法人元酒蔵の歴史的建造物群を保存・活用する会 | 元酒蔵の建物の魅力を伝える広報ツール(パンフレット)作成 |
13 | R2 | あおもり子ども劇場 | 会員を増やすための広報ツール作成 |
14 | R2 | チーム紬~つむぎ~ | 団体の活動を支えるボランティアスタッフ増強のため、団体の活動内容とその魅力を伝える資料作成 |
15 | R3 | 認定NPO法人あおもりNPOサポートセンター | 県内のNPOを支える中間支援組織としての役割・魅力を伝える団体紹介パンフレットの制作 |
16 | R3 | NPO法人ハッピーエンジェル | 就労継続支援B型事業所「りんごっこ」の魅力や取組、その背景にある想いを伝える団体紹介ウェブサイトの制作(ジンドゥー)と活用提案 |
17 | R3 | 青森市ふたご・みつごの会 | 多胎児を持つ母親自身が立ち上げた会を無理なく継続するための組織体制づくり及び運営改善の提案 |
18 | R3 | あおもりカシスの会 | 生産者団体である会の運営を維持発展させるためのボランティア募集パンフレットの制作 |
19 | R3 | NPO法人Sky | 立ち上げから間もない放課後等デイサービス「こどもデイセンターSky」の活動認知度向上のためのウェブサイド制作 |
20 | R4 | ゆいHome | 利用者からの相談対応のための業務フロー作成 |
21 | R4 | なんでもかだるべし~うら | 広報戦略提案(SNSのツール選定、使い方等の提案) |
22 | R4 | ボランティアむつの会 | Facebookの立ち上げ及び投稿ガイドの作成 |
23 | R4 | ふじさきAPPLEアミューズメント | 活動を具体的に伝えるためのHPのリニューアル |
24 | R4 | アーカイブしちのへ | 写真集作成に向けた工程整理、ロードマップの作成 |